授業コード 20058000 クラス
科目名 理科教育法 単位数 2
担当者 松崎 雅広 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 理科教育法(The Outline of School Science Education)
授業の概要 日本の理科教育の歴史、理科の教授学習論、理科の授業づくり、評価の目的と方法など、小学校の教員として必要な理科教育の基礎理論と知識・方法について講義する。
学習の到達目標 小学校理科に関する基礎的な知識や考え方を理解し、授業づくりや学習指導をするための基礎学力やを修得する。
授業計画 第1回 ガイダンス、日本の理科教育の課題
第2回 戦後の理科教育の変遷(1)終戦から1980年代まで
第3回 戦後の理科教育の変遷(2)1990年代から現在まで
第4回 学力低下論争が理科教育に与えた影響
第5回 「総合的学習」の理念とこれからの理科教育の課題
第6回 IT機器及び視聴覚機器を活用した理科授業(分かりやすい授業づくり)
第7回 実験・観察活動を取り入れた活動的な理科授業の方法
第8回 理科教育における問題解決学習の方法と意義
第9回 構成主義学習論Ⅰ 構成主義学習論の概要と理科授業への応用
第10回 構成主義学習論Ⅱ 授業の事例分析
第11回 「学習意欲とスキル」を育てる理科授業の方法と事例研究
第12回 子どもの成長を捉える理科学習の評価方法
第13回 小学校理科の授業づくり‐指導案に挑戦‐ Ⅰ指導案の概要と授業の構想
第14回 小学校理科の授業づくり‐指導案に挑戦‐ Ⅱ指導案の作成と添削指導
第15回 まとめ
授業外学習の課題 毎回の授業で課題を与えてレポートを書かせることはない。ただし、主体的に復習する意欲を持って授業で学んだことを確実に習得するように努力すること。各自で授業内容について整理しておくこと(週に30分程度)
履修上の注意事項 【対面授業】有
受講生の興味関心に応えるように授業の内容と方法を工夫するように努力するが、受講するための最低限のマナーを守り、迷惑行為は現に慎むこと。受講学生に至っては、将来教員として子どもに教える立場に立つ責任感をを忘れず、意欲を持って受講すること。
特別な事情がある場合には事情を勘案するが、すべての授業に出席した受講生を成績評価の対象とする。
成績評価の方法・基準 試験による評価を基本とし、授業中に行う小レポートを加味して(およそ20%)評価する。評価のポイント:①理科教育の考え方の理解 ②理科教育への興味関心 ③理科教育の方法の修得(教授法・評価法など)
テキスト 小学校理科学習指導要領理科編
参考文献 授業の中で紹介する。
主な関連科目 初等教育(理科)、生活科教育法
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
単純な質問は、毎回の授業の終了後に受ける。講義時間以外はメールにて受け付ける。
試験・課題についての講評をMoodle等で配信する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部教育学科(教職専門科目群) 2016~2016 2・3・4
人文学部教育学科(教職専門科目群) FHED24205 2017~2020 2・3・4