授業コード 20056500 クラス
科目名 社会教育実習 単位数 2
担当者 山川 肖美 他 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 地域の社会教育施設での実習と事前・事後指導
授業の概要 社会教育主事として地域社会教育施設の運営や事業の策定支援を行うことができるように、それらにかかる基本的な考え方と技能を、実践から修得するために本授業はある。6コマの事前指導と74時間以上の実習と2コマの事後指導の3つの部分から成立する授業である。
実習を通じて、座学で学んだ生涯学習・社会教育の理論と地域社会教育の実践とを切り結ぶ視点を自分なりに見出して欲しい。また、本実習では、社会人としての素養も問われることになる。実習に際して十分に自覚を持ってのぞむべきことは言うまでもなく、自らの現在そして今後を考える材料を得て学内指導に戻ってきて欲しい。
また、今年度は、新型コロナの影響がある中での実習であるため、自身の感染防止・感染拡大抑止とコロナ禍にある中での社会教育施設のあり方に十分な配慮をした上で臨んでいただきたい。

*なお、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、事前指導についてはZoomとMoodleによる同時双方向の授業とする。実習は、現地実習(8月21日段階)、事後指導は状況をみながらZoomによる同時双方向授業または対面授業とする。
学習の到達目標 地域社会教育施設における職員としての心構えと基本的な知識と技能を修得する。
「新しい生活様式」における公民館支援のあり方を学ぶ。
授業計画 第1回 社会教育実習に参加するにあたって(事前指導①)
・コロナ禍における実習心得と実習の意義・到達目標
第2回 5施設より実習施設の研究報告(事前指導②)
第3回 5施設より実習施設の研究報告(事前指導③)
第4回 【課題型授業】実習に際しての目標と計画の記述(事前指導④)
第5回 実習施設での主な業務にかかる事業(計画)提案とコメント(事前指導⑤)
第6回 実習施設での主な業務にかかる事業(計画)提案とコメント(事前指導⑥)
第7回 各施設における実習(1)
第8回 各施設における実習(2)
第9回 各施設における実習(3)
第10回 各施設における実習(4)
第11回 各施設における実習(5)
第12回 各施設における実習(6)
第13回 各施設における実習(7)
第14回 実習の成果報告(事後指導①)
第15回 実習成果の共有と課題の析出(事後指導②)
授業外学習の課題 1 社会教育施設にかかる法令(教育基本法、社会教育法、公民館設置基準など)・各種答申等を理解した上で、本授業に臨むこと。
2 実習に際しては、事前の準備や事後のふり返りも積極的に参与してほしい。
3 常に課題意識を持ち、その課題に対する学究的態度を示してほしい。
履修上の注意事項 (1)事前・実習・事後の授業について毎回必ず出席すること。
(2)事前・事後の日程については4月中にポータルサイトにて知らせる。必ずチェックをして授業に遅刻・欠席することがないこと。新型コロナウィルス感染抑止の対応により、急な変更が生じる場合もあるため、頻繁にポータルサイトのチェックをしてほしい。
(3)授業には「社会教育実習録」を必ず携帯すること。
(4)自律した社会人としての意識を持って実習に臨むこと。
(5)実習期間は通常であれば主に6~9月であるが、新型コロナウィルス感染抑止への対応により、日程全体がずれ込む可能性もある。また、日程は各施設によって異なる。

⇒情勢をみながら、7月28日より事前指導を開始し、8月21日に実習施設説明会を実施・実習スタートとなった。
成績評価の方法・基準 実習指導者からの評価、事前・事後指導の成果や「社会教育実習録」等にもとづいて総合的に評価する。
事前・事後指導とも必ず出席をすること。欠席した場合には単位の認定ができないことがある。
テキスト なし。
参考文献 授業中に適宜示す。
主な関連科目 生涯学習論Ⅰ・Ⅱ、社会教育計画Ⅰ・Ⅱ、社会教育演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
必要であれば、いつでも、面談またはメールにて質問や相談に応じる。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) 2011~2016 3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) FHHS27305 2017~2020 3・4
人文学部教育学科(専攻科目B群) 2016~2016 3・4
人文学部教育学科(専攻科目B群) FHED33105 2017~2020 3・4