授業コード 20056100 クラス
科目名 教育学特論Ⅶ 単位数 1
担当者 森河 亮 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 レクリエーション活動の理論と実践
授業の概要 学校教育現場では、4月の学級開き、キャンプ実習などの野外活動やクラス活動などの場面でレクリエーション活動が行われていると思います。その多くは「明るく楽しい雰囲気づくり」「盛り上がるため」「気分転換」などが目的とされています。しかし、同じレクリエーション活動でも手法を変えれば、児童たちに「コミュニケーション」「協力」「リーダーシップ」「多様性」などについて考えさせ、学ばせることができます。
この科目では、単に「楽しむだけ」のレクリエーション活動ではなく、「楽しくて学びがある」レクリエーション活動について学びます。
なるべく多くの種類のレクリエーション活動を紹介するとともに、それに関する留意事項についても学習します。受講生の皆さんは、実際に自身の体を動かしてレクリエーション活動を行いながら学びます。
この科目で扱うレクリエーション活動は、プロジェクト アドベンチャーの手法に基づく体験学習法をもとに進めていきます。この手法は、全国各地の青少年教育施設や学校教育施設で用いられており、将来、教員を目指している学生にとっては、非常に参考になると思います。
学習の到達目標 本科目で扱うレクリエーション活動に関する基礎的知識が理解できるようになる。
授業計画 第1回 以下の計画に基づいて授業を行いますが、履修者の人数や学習状況などによって変更する場合があります。
プロジェクト アドベンチャーの知識の理解。
「ファシリテーター」の特徴について
「体験学習サイクル」について
第2回 「体験学習サイクル」における実社会への応用について
「チャレンジバイチョイス」について
第3回 アイスブレイキング
「ファシリテーター対参加者全員」のアクティビティについて
第4回 アイスブレイキング
「ファシリテーター対参加者全員」のアクティビティについて その2
第5回 「他者との関わりがあるアイスブレイキングのアクティビティ」
第6回 「他者との関わりがあるアイスブレイキングのアクティビティ」 その2
第7回 「ネーム系のアクティビティ」について
第8回 「ディインヒビタイザーのアクティビティ」について
第9回 「課題解決のアクティビティ」について
第10回 「課題解決のアクティビティ」について その2
第11回 「机でできるコミュニケーションまたは課題解決のアクティビティ」について
第12回 「トラストのアクティビティ」について
第13回 「トラストのアクティビティ」について その2
第14回 「全員がお互いの名前と顔を認識できるようになる」ことを目的とした教案作成
第15回 「クラス全体で一つになれるよう協調性とグループの凝集性を高める」ことを目的とした教案作成
授業外学習の課題 提出されたレポートに対して、毎回、総評を返します。それらに目を通し、次のレポートの参考にしてください。
履修上の注意事項 Moodleにアップされた資料をダウンロードする必要がありますので、それが可能なハードとインターネット環境を整えておいてください。
成績評価の方法・基準 授業における課題遂行状況(100%)
【変更】授業における課題遂行状況(70%)、学習内容に関するレポート(30%)
テキスト 使用しません。
参考文献 ①プロジェクトアドベンチャージャパン著「グループのちからを生かす プロジェクトアドベンチャー入門 成長を支えるグループづくり」みくに出版 2005
②二宮 孝著 「今こそ学校にアドベンチャー教育を「心の教育」実践プログラム」 学事出版 2003
③高久 啓吾著 「楽しみながら信頼関係を築くゲーム集」 学事出版 2004
④プロジェクトアドベンチャージャパン著「クラスの人間関係がぐ~んとよくなる楽しい活動集」学事出版 2005
⑤諸澄 敏之著 「みんなのPA系ゲーム243」 杏林書院 2005
主な関連科目 健康スポーツ実習(Shudo AP)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、随時受け付けます。
課題遂行状況の評価については、実習中に適宜フィードバックします。
学習内容に関するレポートの講評については、希望者のみ個別に対応します。メールにてその旨を伝えてください。メールアドレスは、moricawa@shudo-u.ac.jpです。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) 2011~2016 2・3・4