授業コード 20052901 クラス 01
科目名 コア心理学講義B(乳幼児の発達) 単位数 2
担当者 鈴木 亜由美 履修期 第3学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 乳幼児の発達
授業の概要 本講義では,生涯発達の中でも特に乳幼児期に焦点を当て,人が「育つこと」や人を「育てること」をめぐる諸問題について心理学的に考察する。前半は発達を規定する諸要因について説明し,後半は家庭環境と子の発達をめぐる現代的問題をとりあげる。
学習の到達目標 ・人が「育つこと」や人を「育てること」について科学的に説明できる。
・人の生涯発達における乳幼児期の重要性を理解する。
授業計画 第1回 ガイダンス
現代の出生・子育て事情と子育てへの心理学的視点
第2回 発達の生物学的基盤①(子の要因)
第3回 発達の生物学的基盤②(親の要因)
第4回 発達における遺伝と環境①(知能・才能や行動特性の個人差)
第5回 発達における遺伝と環境②(行動遺伝学)
第6回 発達と文化①(世界の子育て)
第7回 第1回テスト
発達と文化②(子育てにおける時代性)
第8回 第1回テストの評価と解説
前半のまとめと補足
第9回 家庭環境と子の発達①(母親の就労スタイルと子育て)
第10回 家庭環境と子の発達②(父親の子育て)
第11回 家庭環境と子の発達③(夫婦関係)
第12回 現代の子育て事情①(家庭の経済力)
第13回 現代の子育て事情②(早期教育)
第14回 第2回テスト
現代の子育て事情③(現代メディアと発達)
第15回 第2回テストの評価・解説
総まとめ
授業外学習の課題 予習:事前配布資料を読み,わからない用語の意味を調べておくこと(所要時間1時間程度)。
復習:授業内容の見直しの後,Moodleにて確認テストを満点になるまで実施する(所要時間2時間程度)。
履修上の注意事項 ・私語厳禁。他の履修者の迷惑になる行為がある場合には退室を求める。
・毎回授業のテーマに関して記述する課題を与える。
・適宜ビデオ教材を視聴する。
・テストは授業内で2回実施する。
・非対面授業に変更になった場合には,オンデマンド型で行う。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
授業内での2回のテスト(70%),授業内での提出課題(30%)で評価する。
テキスト 使用しない。資料を配布する。
参考文献 適宜紹介する。
主な関連科目 発達心理学,青年心理学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業時に配布するワークシートに質問を記入する欄を設ける。授業の前後にも質問に応じる。
・課題やテストについてのフィードバックは,授業内で実施する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) 2014~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) 2011~2016 2・3・4