授業コード 20046000 クラス
科目名 カルチュラル・スタディーズ演習A(理論) 単位数 2
担当者 野村 浩也 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 カルチュラル・スタディーズの理論
授業の概要  文化は、けっして非政治的でも中立でもない。すなわち、文化は政治である。文化はしばしば支配や抑圧に奉仕し、権力維持の強力な武器として使用される。その一方で、マイノリティにとっての文化は、しばしば抵抗そのものであり、権力や暴力的支配を解体する実践でもありうる。本演習では、ブラック・ミュージックおよび沖縄に関する文献資料や音声・映像資料の読解と受講生による発表を中心に、文化の政治を読み解く方法について議論する。
学習の到達目標 カルチュラル・スタディーズの基礎を学び、研究論文を作成する。
授業計画 第1回 研究論文とは何か
第2回 論文の書き方
第3回 研究テーマの設定
第4回 研究スケジュールを立てる
第5回 テーマ設定の検証
第6回 書くための目次構成方法
第7回 書くための目次の書き方
第8回 書くための目次の階層
第9回 論文作法01 文脈を考える
第10回 論文作法02 引用の意図
第11回 論文作法03 引用文献の挙示
第12回 論文作法04 文章の見直し
第13回 文献表示の仕方
第14回 文献リストの書き方
第15回 研究論文の作成
授業外学習の課題 第2回から第15回は、資料をあらかじめ読んでから受講すること。また、発表者は、発表の準備とレジュメ作成。
履修上の注意事項 資料を精読すること。
成績評価の方法・基準 発表(40%)、授業への取り組み(20%)、期末レポート(40%)。
テキスト 第1回目の授業で提示する。
参考文献 エドワード・サイード『オリエンタリズム』平凡社
フランツ・ファノン『地に呪われたる者』みすず書房
マルコムX『マルコムX自伝(上・下)』中央公論新社
ポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック』月曜社
屋良朝博『誤解だらけの沖縄・米軍基地』旬報社
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
(1)授業中に質問の時間を設ける。
(2)授業時間終了後は教室および研究室にて随時質問を受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) FHHS34248 2017~2020 2・3・4