授業コード 20042800 クラス
科目名 応用社会学演習A(方法) 単位数 2
担当者 田中 慶子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 現代社会における労働とメンタルヘルス
授業の概要 現代社会の労働の多くは、接客・営業・販売など感情を扱う対人サービス業であるとともに、労働災害としての精神疾患が増加してる。 本演習では、多くの人々が経験する「感情を扱う仕事」を事例に、社会学的な視角と方法を用いながら、現代社会における労働問題やメンタルヘルスの状況に関して理解することを目指す。
学習の到達目標 現代社会における対人サービス業の増加に伴う問題について、社会学的な視角から理解する。
授業計画 第1回 イントロダクション「演習の進め方について」
第2回 文献収集および論文執筆の方法・マナーについて
第3回 現代社会における労働災害とメンタルヘルス対策
第4回 労働災害における精神疾患および過労死・過労自殺
第5回 精神疾患と対人ストレス──労働現場の人間関係を事例に
第6回 精神疾患と対人ストレス──労働現場における問題性の探究
第7回 個別報告:文献、テーマ設定
第8回 個別報告:労働災害とメンタルヘルス対策
第9回 個別報告:精神疾患と対人ストレス
第10回 個別報告:労働問題としての精神疾患および自殺について
第11回 グループディスカッション:現代社会における感情と対人サービス業の関連性
第12回 グループディスカッション:現代社会における感情とメンタルヘルスの関連性
第13回 グループディスカッション:現代社会における自殺およびメンタルヘルス対策の問題性
第14回 グループディスカッション:現代社会における労働災害とは何か
第15回 総括ディスカッション:現代社会における労働とメンタルヘルス
授業外学習の課題 報告者は、事前に指示された文献を読み、毎回レジュメを作成して準備しておくこと。 また、履修者全員、指示された文献を必ず読んで、議論のための準備をしておくこと。
履修上の注意事項 本演習は、アクセス状況とディスカッション、課題提出を重視します。
授業はZoomを利用します。

参加者の報告が中心となるため、他の履修生の迷惑にならないよう、遅刻や欠席に十分注意すること。
また、次回の報告者を授業内に決めるため、欠席しないこと。欠席する場合、事前に連絡をすること。
報告者は、指示されたテキスト箇所のレジュメを作成して発表するため、他の履修者も報告を理解するために必ず指示されたテキスト箇所を読んでくること。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(報告、レジュメ、議論への参加など)60%と期末レポート40%を総合的に評価する。
テキスト なし
参考文献 田中慶子・中根光敏『社会学する原動力』松籟社
また授業内で適宜指示する。
主な関連科目 社会学概論、応用社会学A、応用社会学B
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業後、適宜対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2011~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) FHHS34259 2017~2020 2・3・4