授業コード | 20032100 | クラス | |
科目名 | 地域社会学A | 単位数 | 2 |
担当者 | 吉田 舞 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | グローバル化と地域社会 |
授業の概要 | ※ 授業の詳細は、第1回目の授業時に紹介する。 本講義では、グローバル化における「地域社会」を読み解くための、社会学的な視点や方法について議論する。講義ではおもに、エスニシティと労働に焦点をあて、地域社会学の理論や方法と結び付けながら説明する。また、講義では、DVDなどの視聴覚教材のほかに、新聞を利用したグループワークを予定しており、受講者の積極的な参加が期待される。 |
学習の到達目標 | 身近な問題を事例に、地域社会学の理論と方法を国際的な視野で理解する。 今日の地域やコミュニティで起こっていることを把握するための、社会学的な枠組みを獲得する。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:地域社会学とは、講義内容・評価方法の説明 |
第2回 | リージョンとコミュニティ | |
第3回 | まわしよみ新聞:メディアから考える地域社会 | |
第4回 | グローバル化と地域社会①:過疎化・限界集落 | |
第5回 | グローバル化と地域社会②:高齢化と外国人 | |
第6回 | グローバル化と地域社会③:『恋するトマト』にみる農村問題 | |
第7回 | グローバル化と地域社会④:移動の女性化 | |
第8回 | グローバル化と地域社会⑤:顔の見えない定住化・差異の再導入 | |
第9回 | グローバル化と地域社会⑤:多様化する家族 | |
第10回 | グローバル化と地域社会⑥:多文化主義/異文化/1.5世代 | |
第11回 | グローバル化と地域社会⑦:独居老人、孤独死問題 | |
第12回 | グローバル化と地域社会⑧:生きがいの戦略:酪農とジェンダー | |
第13回 | グローバル化と地域社会⑨:祭りの社会学・コミュニティ文化 | |
第14回 | 質的調査法:フィールドワークの方法 | |
第15回 | 講義まとめ |
授業外学習の課題 | 各種メディアを通じて提供される国内外の時事問題に関する情報に関心を向け、その概要を把握すること。 |
履修上の注意事項 | (1) レポートにおけるコピペ、出席数などでの不正が発覚した場合、成績を不可とする。 (2) 私語厳禁。他の受講生に迷惑となる行為を行った場合は、成績を不可とする場合がある。 (3) 欠席は5回以上で成績不可とする(就職活動や公式試合も欠席とする) (4) 講義は、履修者の関心及び理解度をふまえ、シラバスを変更して行う場合がある。 (5) 本講義は対面型授業とする。 |
成績評価の方法・基準 | 小テスト・期末テスト80%、ワークシート20%で評価する。 |
テキスト | 特になし。講義にて資料等を配布する場合がある。 |
参考文献 | ニール・スミス,2014,『ジェントリフィケーションと報復都市: 新たなる都市のフロンティア』原口剛訳,ミネルヴァ書房. 石岡丈昇,2012,『ローカルボクサーと貧困世界――マニラのボクシングジムにみる身体文化』世界思想社. 遠藤環,2011,『都市を生きる人々―バンコク・都市下層民のリスク対応』京都大学学術出版会. |
主な関連科目 | 都市社会学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了後、またはコメントシートにて質問を受け付ける。 全授業が終了したのち、成績に関して個別に要望があればフィードバックに応じる。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) | - | 2014~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |