授業コード | 20030500 | クラス | |
科目名 | 犯罪社会学A | 単位数 | 2 |
担当者 | 狩谷 あゆみ | 履修期 | 第2学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 社会問題と犯罪1 |
授業の概要 | 私たちは「犯罪に巻き込まれたくない」「犯罪に関わりたくない」と思いながら、マスメディアで報道される様々な事件に釘付けになるのはなぜだろうか。犯罪とは、私たちの生きている社会を映し出す鏡のようなものであり、犯罪社会学は、様々な角度から犯罪を分析することによって,社会の有り様を理解していく学問である。本講義では、犯罪を社会学的に分析するために必要な理論的枠組みや概念について学ぶことを目的とする。 |
学習の到達目標 | 社会問題と犯罪との関係を例として、犯罪を社会学的に考えるための理論的枠組みや視角を身につけることを学習の到達目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | 講義の概要について、履修上の注意点について説明する。 |
第2回 | 犯罪社会学とは | |
第3回 | 逸脱の社会学 | |
第4回 | 刑罰の歴史〜身体刑から自由拘束刑へ | |
第5回 | 動機の語彙論1 「本当の理由」を知りたいですか? | |
第6回 | 動機の語彙論2 「わかりやすさ」とは何か | |
第7回 | 世論と群衆 | |
第8回 | 模倣と犯罪 | |
第9回 | 犯罪報道をめぐる社会問題 | |
第10回 | メディアの変遷と犯罪報道 | |
第11回 | コミュニティと犯罪 | |
第12回 | 世間という名の監視装置 | |
第13回 | 差別と犯罪1~マイノリティとマジョリティ | |
第14回 | 差別と犯罪2~ヘイトスピーチ | |
第15回 | 社会問題と犯罪に関するまとめ |
授業外学習の課題 | 様々な事件や犯罪を事例とするため、日頃から新聞やテレビ、インターネットを通じて犯罪に関する情報を収集しておくこと。 |
履修上の注意事項 | スマートフォンおよび携帯電話の使用禁止、私語厳禁。 |
成績評価の方法・基準 | 授業内に行うテスト70%(2回)、授業への取り組み30%を目安に総合的に判断する。 【修正】第15回目の授業内容はレポート課題に代える。レポート課題については授業中に指示する。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 掛川直之編著,2018,『不安解消!出所者支援 わたしたちにできること』旬報社 |
主な関連科目 | 社会学理論、犯罪社会学演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールにて質問や相談に応じる。課題に対するフィードバックは随時対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS23208 | 2017~2020 | 2・3・4 |