授業コード 20021600 クラス
科目名 ジャーナリズム論Ⅰ 単位数 2
担当者 江種 則貴 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 新聞「社説」読み比べ
授業の概要  新聞各紙の社説を通じて、日々のニュースの意味と、その背景にある社会のありようを考えます。
 地元の中国新聞社で40年近く記者や論説委員を続けてきた経験で言えば、社説とは「公平・公正な社会の実現に貢献する報道・言論活動」であるジャーナリズムを代表するコーナーです。
 とかく堅苦しくなりがちな新聞紙面のうち、最もとっつきにくいのが社説でしょう。しかし、手に取って読み込んでみてください。森羅万象の出来事の意味をどう判断すればいいのかを考える上での物差し、ヒントになってくれます。各紙の社説を読み比べれば、物事の捉え方、考え方が決して一通りではないことにも気づくはずです。
 授業ではその都度、直近の時事問題を取り上げ、各紙の社説を読み比べます。このため、内容が前後したり変わったりします。実務経験を活かし、ニュースの背景を掘り下げて解説を加えていきます。
 皆さんも普段から、さまざまな分野のニュースに触れ、その意味を考える習慣を身に付けてください。その上で、毎回のレポートで「自分ならこう考える」と主張してもらいます。そうして文章を書くこと、つまり、自分の考えを他者に的確に伝えることにも慣れていただきます。
学習の到達目標 ニュースの本質を見極める
授業計画 第1回 社説読み比べ「検事長の定年」
第2回 社説読み比べ「9月入学」
第3回 社説読み比べ「コロナ緊急事態の解除」
第4回 社説読み比べ「香港統制強化」
第5回 社説読み比べ「ネット上の中傷」
第6回 社説読み比べ「黒人死亡抗議デモ」
第7回 社説読み比べ「少子化対策」
第8回 社説読み比べ「河井夫妻逮捕」
第9回 社説読み比べ「沖縄慰霊の日」
第10回 社説読み比べ「レジ袋有料化」
第11回 社説読み比べ「西日本豪雨2年」
第12回 社説読み比べ「石炭火力削減」
第13回 社説読み比べ「GoTo事業」
第14回 社説読み比べ「東京五輪まで1年」
第15回 社説読み比べ「分断社会」
授業外学習の課題 できるだけ新聞を手に取って読んでみてください。
履修上の注意事項 授業は Google Classroom を使います。
毎回、各紙の社説を提示します。読み込んだ上で、次週までにレポートを提出してもらいます。
成績評価の方法・基準 期末試験はありません。毎回のレポートの内容と提出状況で総合的に評価します。
テキスト 資料をその都度、配布します。
参考文献 新聞(全国紙、地方紙)
主な関連科目 ジャーナリズム論Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問はレポートの末尾に記述するか、電子メールで。Google Classroom での質問にも対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23103 2017~2020 1・2・3・4
人文学部教育学科(関連学科科目) 2016~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(関連学科科目) FHED15115 2017~2020 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(関連科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(関連科目) FHEN11102 2017~2020 1・2・3・4