授業コード 20021400 クラス
科目名 メディア論Ⅰ 単位数 2
担当者 竹原 進一 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 変容するメディア
授業の概要  ニュースや情報を、皆さんはどんな媒体から得ているでしょうか? 新聞やテレビ、ラジオ、出版といった「マス4媒体」が主流だったメディアの世界がインターネットの出現で大きく揺らいでいます。一方、米大統領選挙時に顕在化した「フェイクニュース」問題でネットニュースの信頼性も問われています。
 こうした「ポスト真実」の時代に正しい情報を得るには、情報の本質をとらえるリテラシーが欠かせません。そのために、新旧のメディアの特性について理解し、情報を読み解くノウハウを身につけましょう。
 地元の中国新聞社で37年間余、編集記者を中心にインターネットメディア開発やCATV局、FMラジオ局、広告企画など幅広く担当しました。その経験を生かし大きく変化しているメディアについて多角的な視点から考察を深めたいと考えています。
学習の到達目標 メディアの歴史や特性、社会的役割を理解し、メディアリテラシーを身につける
授業計画 第1回 ①メディア論を学ぶためにーオリエンテーション
第2回 ②メディアの起源と歴史―メディアはどう発展してきたか
第3回 ③メディアと産業革命―技術が変えるメディア
第4回 ④メディアと政治―戦争とジャーナリズム
第5回 ⑤メディアと大衆文化
第6回 ⑥「マスコミ」の誕生―新聞の発達
第7回 ⑦新聞はどう作られているのか
第8回 ⑧ラジオ―役割が変わるパーソナルメディア
第9回 ⑨テレビの隆盛―映像の世紀
第10回 ⑩出版文化の盛衰
第11回 ⑪映画産業の変容
第12回 ⑫音楽産業の変容
第13回 ⑬インターネットの衝撃
第14回 ⑭変わる広告―マスからターゲティングへ
第15回 ⑮試験(オンラインでリアルタイム形式)
授業外学習の課題 ニュースや情報などを得る際、新聞、テレビ、ネットなど、さまざまな媒体に意識的に普段から接するように心がけてください
履修上の注意事項 ・授業は、オンラインで、Zoomを使ったリアルタイムで行う
・Google classroomの授業ページに毎回、講義のサマリーをアップします。講義の前に閲覧してください
・メディア論Iは主に、デジタル以前のメディアを扱い、後期の「メディア論Ⅱ」ではデジタル後のメディアをテーマにします。
通年でメディア全体を見渡せるように講義を設計していますので、後期も併せての受講が望ましい。
成績評価の方法・基準 期末試験70%、受講態度30%を目安に総合的に評価する。
テキスト 「図説日本のメディア 新版」(藤竹暁著、NHKブックス)
参考文献 「メディア論」(M・マクルーハン著、みすず書房)
主な関連科目 メディア論Ⅱ、メディア論特殊演習、ジャーナリズム論特殊演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
メール、授業中のチャットなどでも対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23101 2017~2020 1・2・3・4
人文学部教育学科(関連学科科目) 2016~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(関連学科科目) FHED15113 2017~2020 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(関連科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(関連科目) FHEN11101 2017~2020 1・2・3・4