授業コード 20017501 クラス 01
科目名 ゼミナールⅠ 単位数 2
担当者 石井 善洋 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 英文講読、英作文演習、研究発表 Seminar I
授業の概要 この演習の目標・課題はつぎの三つである。
 一つは、できるだけ多くの短編を原文で読んでもらうこと。テキストは現代女性作家の fantasy を集めた Modern Fantasy By Women を使用する。受講生は毎回 予習として全体の単語リストを作り、指定されたページを和訳してくること。授業では担当者が和訳を口頭で発表し、他の受講生からの質問に答えるという形で進む。 
 二つめは、上記の短編についイェ英語であらすじと感想を書く。文学を味読し、語彙をふやすと同時に、そこからいろいろな表現をぬすんで自分のものにしてほしい。英語を書くことに抵抗をなくし、習慣づけてもらうのがこのゼミの目標である。
 三つめは、シャーロット・ブロンテ作『ジェーン・エア』の読書と研究発表。イギリスの代表的な小説を通して、イギリスの歴史、社会、文化を知る手掛かりとしたい。
学習の到達目標 1. 原文で小説を読むことができるようになる。
2. 明解な英語を書くことができるようになる。
3. 自主的に研究・調査ができるようになる。
4. 効果的にプレゼンテーションができる。
授業計画 第1回 Introduction (授業の展開、レポートの書き方、研究発表について)
第2回 Wife's Story (1) p.32-3
英語の書き方 (情報の抽出、例文を集める)
第3回 Wife's Story (2) p.34-6
英語の書き方 (情報の抽出、例文を集める)
第4回 Wife's Story (3) p.37-8
英語の書き方 (情報の抽出、例文を集める)
第5回 Marmalade Wine (1) p.124-5
英語の書き方(英文の骨子作り、推敲)
第6回 Marmalade Wine (2) p.126-7
英語の書き方 (英文の骨子作り、推敲)
Wife's Storyレポート提出
第7回 Marmalade Wine (3) p.128-9
(英文の骨子作り、推敲)
第8回 Marmalade Wine (4) p.130-1
(英文の骨子作り、推敲)
第9回 研究発表 (1) (グループ 1 と 2)
第10回 研究発表 (2)(グループ 3と 4)
Marmalade Wineレポート提出
第11回 Trial by Teaspoon (1) p.510
第12回 Trial by Teaspoon (2) p.511
第13回 Trial by Teaspoon (3) p.512
第14回 Trial by Teaspoon (4) p.513
第15回 全体のまとめ、英語の書き方復習と演習
授業外学習の課題 毎時間の予習(読解に2時間程度、英語の書き方に1時間程度)
研究発表の準備(作品を未読するのに10日はかけてほしい)
現時点で卒業研究のテーマとして取り上げたいことを、夏休み中に調査し、決定すること。
履修上の注意事項
Zoomを使った同時双方向授業を行う。
第13回、第14回、第15回の授業については、レポート課題に替える。
テーマについては授業中に指示する。
成績評価の方法・基準 積極性30%、発表30%、レポート40%を目安に総合的に判断する。
欠席は減点対象とする。
テキスト プリント
参考文献 シャーロット・ブロンテ 『ジェーン・エア』上下 岩波文庫
主な関連科目 「翻訳入門」を必ず受講すること。「翻訳研究 II(文芸翻訳)」(ただしこの科目は「翻訳入門」の単位未修得の者は受講不可)、「英米の言語文化」、その他文学に関する科目の積極的に受講されたい。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の終わりに質問・相談を受け付ける。とくに時間を必要とするときは個別に日時を協議する。
レポートについてのフィードバックは個別に行うので事前に連絡すること。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(専攻科目) 2014~2016 3・4