授業コード 20011800 クラス
科目名 日本文化史Ⅱ 単位数 2
担当者 腮尾 尚子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 近世の芸能史
授業の概要 (1)テーマ
一口に「日本文化」といっても、例えば「建築」「絵画」など様々なジャンルがあるが、この科目では、学生が比較的自学自習しづらいと思われる「芸能」というジャンルに的を絞って解説する。
この「日本文化史Ⅱ」では、近世の芸能(歌舞伎など)をとりあげ、「日本文化史Ⅰ」では、中古・中世の芸能(能・狂言など)をとりあげる。


(2)この科目を履修するための前提
まず、教学システム「課題情報」ページの添付ファイルで、各種ガイダンス資料を提示するので、各自よく読んで理解する事。
(教学システム「課題情報」ページは、「履修登録」をした時点から閲覧可能。)
ガイダンス内容を理解しない学生に対しては、この科目の履修を許可しない。


(3)ガイダンス終了後
教学システム「課題情報」ページの添付ファイルで、穴埋め式「講義資料」(A4サイズ数枚・黒1色)と「解答」を提示するので、各自そのつど紙に印刷し、穴埋めをし、自分で答合わせする事。
印刷に用いる紙・インクは、各自で用意する事。
(本学情報センターで印刷する事もできる。)


(4)教学システム「課題情報」ページのチェック
教学システム「課題情報」ページを使って、「講義資料」以外にも、小テストの解答用紙など、様々なものを提示する。


(5)提出物(郵送)
締切・様式を守って、ミニレポート執筆用紙・小テスト解答用紙を、大学に郵送(普通便)で提出する事。
郵送は基本的には2回。(但し、後期末試験を遠隔式で行う事になった場合は3回。)
郵送に用いる定型封筒・切手は、各自で用意する事。


(6)発展学習
余力のある学生向けの「発展学習」用として、「資料動画」を提示する。
但し、動画を視聴する体力・時間・機材を持たない学生、機材操作法帆の説明を受けても理解できない学生は、無理に視聴しなくてよい。
動画を視聴しなくても、動画以外の部分(「講義資料」など)に丁寧に取り組めば、体系的な学術知識は十分身につく。
インターネット・リテラシーの低い学生が、間違った方法で勝手にあれこれと操作した場合、重大な事故・問題を引き起こす可能性がある。
学習の到達目標 新型コロナ禍により予定外の学習状況となっていても、「やって良い事と悪い事がある」という分別や、モラルを保って、学習に取り組んでほしい。

学習に対する真摯な取り組みを通して、困難を乗り越える力や、人に迷惑をかけないための知恵を身につけてほしい。

ガイダンス内容を理解しない学生、インターネット使用上の注意・を守らない学生、迷惑行為を行う学生に対しては、テスト等の得点と関係なく、単位を認定しない。
授業計画 第1回 9月15日=総合ガイダンス
受講のしかた・インターネット使用上の注意・「自宅学習課題」などについて
第2回 9月22日=提出物ガイダンス
「ミニレポート」・「小テスト」・「後期末試験」などについて
第3回 9月29日=学術講義(歌舞伎の起源)
第4回 10月6日=学術講義(歌舞伎の役柄)
第5回 10月13日=「第1期ミニレポート」(8点)
所定の「執筆用紙」に「手書き」で記入。次週の「第1期小テスト」の「解答用紙」と同封し郵送。
第6回 10月20日=「第1期小テスト」(20点)
所定の「執筆用紙」に「手書き」で記入。郵送。
第7回 10月27日=学術講義(興行制度)
第8回 11月3日=学術講義(元禄歌舞伎)
第9回 11月10日=学術講義(舞台構造)
第10回 11月17日=「第2期ミニレポート」(6点)
所定の「執筆用紙」に「手書き」で記入。次週の「第2期小テスト」の「解答用紙」と同封し郵送。
第11回 11月24日=「第2期小テスト」(30点)
所定の「解答用紙」に「手書き」で記入。郵送。
第12回 12月1日=学術講義(名優)
第13回 12月8日=学術講義(人形浄瑠璃の影響)
第14回 12月15日=「第3期ミニレポート」(6点)
所定の「執筆用紙」に「手書き」で記入。
「後期末試験」が「遠隔式」になった場合、「後期末試験」の「解答用紙」と同封し郵送。
第15回 12月22日=「後期末試験」ガイダンス・後期授業全体のまとめ
「後期末試験」(30点)は、1月5日 または 1月19日の予定。
授業外学習の課題 (1)全員必修の学習
「講義資料」に穴埋めをした後、全体を音読する事。
穴埋め箇所以外の言葉についても、辞書で意味を調べ、漢字の読み書き練習をする事。
「小テスト」「後期末試験」では、正しい漢字で答を記さないと×。

(2)余力のある学生向けの学習
「発展学習」として、「資料動画」を視聴する事。
(この動画視聴は、全員必修の学習ではない。)
履修上の注意事項 (1)必要とされる基礎学力
高校1年程度の漢字の読み書きの基礎力が必要。
(例)レポートなどに「講義」を「講議」と書いて減点される学生が多い。

(2)教学システム「課題情報」ページのチェック
教学システム「課題情報」ページは、履修登録した時点から、履修登録した科目に限り、閲覧できる。
出来るだけ早く、添付ファイルを開き、まずガイダンス資料を熟読する事。

(3)機材に関する相談
一般的なパソコンに関する相談は、本学情報センターへ。
個人の自宅の通信環境や機材の整備に関する相談は、電器店や契約業者へ。

(4)おことわり
添付ファイルのデータを紙に印刷できない・したくない学生、定型封筒や切手を用意できない・したくない学生、郵便物を投函できない・したくない学生に対しては、この科目の履修を勧めない。
但し、履修途中で、新型コロナ感染・自然災害などの不可避の理由により学習活動に支障が生じた学生に対しては、相応の配慮をする。

(5)「Moodle」について
状況によっては、授業手段を「Moodle」(ムードル)に切り替える場合がある。
成績評価の方法・基準 (1)配点
「ミニレポート」3回20点(8点+6点+6点)、「小テスト」2回50点(20点+30点)、「後期末試験」30点。
総計100点のうちの得点により、成績評価する。

(2)参照資料
「小テスト」「後期末試験」は、「講義資料」を見ながら解答してよい。

(3)「後期末試験」の形式
「後期末試験」は「対面式」で行う予定。但し、状況により「遠隔式」に変更する。
「遠隔式」に変更する場合は、12月中に決定し、学生に連絡する。

(4)受講マナーの重視
ガイダンス内容を理解しない学生、インターネット使用ルールを守らない学生、迷惑行為を行う学生に対しては、テスト等の得点と関係なく、単位を認定しない。

(5)個人交渉について
本人の努力不足やルール違反によって「D」「X」となった学生が「単位を下さい」といってきても交渉には一切応じない。
テキスト 教学システム「課題情報」ページの添付ファイルで提示する「講義資料」を、テキストとして使用。
参考文献 『鶴屋南北全集』全12巻(三一書房、1971年~1974年)
『黙阿弥名作選』全5巻(河竹繁俊校訂、創元社、1952年~1953年)
主な関連科目 日本文化史Ⅰ・総合教養講義a(神仏と芸能)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ミニレポートに質問を書いてもよい。
但し、既に講義資料やガイダンス資料の中で説明した内容について、再度説明してほしいという要求には応じられない。きりが無い。まずは、自分で講義資料やガイダンス資料をよく読む事が重要。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(人文学部総合科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) FHHS20103 2017~2020 1・2・3・4
人文学部教育学科(人文学部総合科目) 2016~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(人文学部総合科目) FHED10103 2017~2020 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(人文学部) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(人文学部総合科目) FHEN10004 2017~2020 1・2・3・4