授業コード 20011200 クラス
科目名 日本史概論Ⅱ 単位数 2
担当者 濵田 敏彦 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 日本古代史・中世史・近世史・近現代史Ⅱ Japanese history( the ancient history, the medieval history,modern history,contemporary history)
授業の概要 今回は、日本の近世近現代史を対象に、その歴史的な特質について概説します。
日本近世・近現代の諸特質は、今まさにわれわれが存在する現代社会との「連続性と非連続性」をもっているといわれます。また、各時代に関する歴史研究は、戦前から戦後社会の各時期・各段階において、その当時の研究者や人々の切実な問題意識のあり方によって、あるいは関心の対象や深さにさまざまな違いがあらわれてきました。そのため、歴史におけるある時点の「常識」(たとえば教科書の記述などがそれにあたります)が、歴史研究の進展などによって「非(否)常識」へと変化することも多々あるのです。そのような歴史研究(日本史)の成果をふまえ、本授業では日本の各時代の社会や文化の特色を示すさまざまなテーマを選択し、それらを多面的に考察していきます。
なお、本授業は、日本史概論Ⅰの内容とは異なります。
学習の到達目標 日本の近世・近現代史のさまざまなテーマを取り上げ考察しながら、歴史的な思考力を身につけることを学習の到達目標とします。
授業計画 第1回 第1回:鎖国とは何か?
第2回 第2回:近世前期の政治とは?~生類憐みの令を中止に~
第3回 第3回:日本人と動物の歴史
第4回 第4回:享保の改革とは?
第5回 第5回:寛政の改革と田沼政治とは?
第6回 第6回:列強の接近と天保の改革とは?
第7回 第7回:開国と幕末政治過程とは?
第8回 第8回:明治維新の特質とは?
第9回 第9回:岩倉使節団の実態とは?
第10回 第10回:自由民権運動の意義とは?
第11回 第11回:武士道とは何か?
第12回 第12回:近代化と「衛生」について
第13回 第13回:近代における北海道と沖縄
第14回 第14回:政党政治の成立と崩壊とは?
第15回 第15回:高度経済成長期の「光と陰」
第16回 レポート課題
(なお、授業内容については一部変更する場合もあります)
授業外学習の課題 第1回から第15回のいずれにおいても、授業後には授業内容の論理展開や分からない用語の確認などについて、1時間程度をかけて復習をしておきましょう。
履修上の注意事項 授業全体を通して、アクセス状況、課題提出を重視します。
授業は Moodle で行います。課題やレポート課題については授業中に指示します。第16回はレポート課題を提示します。
成績評価の方法・基準 授業の毎回のふりかえり課題(60%)、期末のレポート(40%)の提出と内容によって評価します。
テキスト とくに使用しません。毎回、Moodleにレジュメ・資料等のプリントを添付します。
参考文献 『日本の歴史』00~25巻(講談社)
『日本の歴史』1~16巻(小学館) 
竹内誠他編『教養の日本史』(東京大学出版会)
主な関連科目 日本史概論Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、毎回授業修了後に受けつけます。Moodleのメール機能を利用してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部教育学科(教職専門科目群) 2016~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(教職専門科目群) FHED14304 2017~2020 1・2・3・4
法学部法律学科 2013~2016 1・2・3・4
法学部法律学科 FHED14304 2017~2017 1・2・3・4
法学部法律学科(学部関連科目) FLLA11006 2018~2020 1・2・3・4
法学部国際政治学科(G群) 2007~2016 1・2・3・4
法学部国際政治学科(G群) FLIP10706 2017~2017 1・2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(学部関連科目) FGGP11002 2018~2020 1・2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(学部関連科目) FGRA11002 2018~2020 1・2・3・4