授業コード | 20007900 | クラス | |
科目名 | 応用社会学特殊演習Ⅰ | 単位数 | 2 |
担当者 | 中根 光敏 他 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 現代社会における「生きにくさ」を社会学的に考察する |
授業の概要 | 現代社会において、自己や他者が抱いている「生きにくさ」を社会学的に考察する。 現代社会において、人間は多面的現実を生きている。例えば、人間関係は、単にリアルな対面的状況だけでなく、情報ネットワークと切り離せなくなっており、学校関係、友人関係、家族関係、職場関係など様々な場面で自己提示することを求められる。さらに、日々の営為は、様々な社会関係ごとに、評価にされされることで、人々は常に「空気を読む」ことを強いられている。 さらに、労働関係や家族関係は社会関係として脆弱化し、格差は経済的なものだけでなく文化的なものを含めて日常生活の様々場面で大きくなっている。 本演習では、人々が主観的に抱く「生きにくさ」を社会的な問題として、考察していく。 |
学習の到達目標 | 現代社会や日常生活への問題解決に応用することができることを目指す。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:演習の進め方について(担当者:中根光敏・沖今日子) |
第2回 | 「生きにくさ」とは何か(担当者:中根光敏) | |
第3回 | 人間関係における生きにくさ(担当者:中根光敏) | |
第4回 | 講義:難病について(担当者:沖今日子) | |
第5回 | 講義:バリアフリニーについて(担当者:沖今日子) | |
第6回 | 講義:ボランティアについて(担当者:沖今日子) | |
第7回 | ディスカッション:現代社会における生きにくさを考える(担当者:沖今日子) | |
第8回 | ディスカッション:災害時について(担当者:沖今日子) | |
第9回 | 個別報告:シンボルマークについて(担当者:沖今日子) | |
第10回 | ディスカッション:他者の生きにくさを考える(担当者:沖今日子) | |
第11回 | ディスカッション:自己の生きにくさを見直す(担当者:沖今日子) | |
第12回 | 親密性に関わる「生きにくさ」を社会学する(担当者:中根光敏) | |
第13回 | 将来に関わる「生きにくさ」を社会学する(担当者:中根光敏) | |
第14回 | 現代社会における「生きにくさ」という社会問題(担当者:中根光敏) | |
第15回 | 総括討論(担当者:中根光敏・沖今日子) |
授業外学習の課題 | 講義には、事前に指示された準備をして臨むこと。 |
履修上の注意事項 | 演習に参加するための準備を怠らないこと。 問題意識をもって、ディスカッションに参加すること。 なお、沖今日子が担当する講義では、介助者も講義に参加することになる。 【追記】第5回と第9回目の講義については、レポート課題に代える。レポートについては講義中に指示する。 |
成績評価の方法・基準 | 講義への参加度、レポートを総合的に評価する。 |
テキスト | 使用しない |
参考文献 | 適宜指示する。 |
主な関連科目 | 応用社会学特殊演習Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義時間内、講義終了後に質問に応じるなど、適宜対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(特殊演習科目) | FHHS36201 | 2017~2020 | 2・3・4 |