授業コード | 20003600 | クラス | |
科目名 | 認知心理学 | 単位数 | 2 |
担当者 | 増田 尚史 | 履修期 | 第2学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 知覚・認知心理学 Psychology of Perception & Cognition |
授業の概要 | 人間の感覚・知覚・認知・思考等のメカニズムとこれらの障がいについて、可能な限り多くの心理学的な現象を紹介し、実際に体験してもらいながら解説する。 なお、この科目は公認心理師国家試験の受験資格に必須の科目であるが、原則として隔年でしか開講しないので、2018年度入学以降生で同資格の取得を目指す者は可能な限り履修すること。また、知覚についてより深く学修したい者は、「知覚心理学」を履修すること。 |
学習の到達目標 | 人間の感覚・知覚・認知・思考等のメカニズムとこれらの障がいについて、専門用語と適切な例を用いて説明できるようになること。 |
授業計画 | 第1回 | 感覚・知覚(1)イントロダクション:錯視,感覚器官,感覚・知覚の基本特性 |
第2回 | 感覚・知覚(2)視覚①:光,眼の構造,眼から脳へ | |
第3回 | 感覚・知覚(3)視覚②:視覚野,中枢神経系の神経細胞応答,高次視覚処理 | |
第4回 | 感覚・知覚(4)視覚③:恒常性,色覚,形の知覚 | |
第5回 | 感覚・知覚(5)視覚④:奥行き・運動の知覚 | |
第6回 | 感覚・知覚(6)聴覚:音,耳の構造,耳から脳へ,音源定位,聴覚障がい,平衡感覚 | |
第7回 | 感覚・知覚(7)味覚・嗅覚:味覚,嗅覚 | |
第8回 | 感覚・知覚(8)体性感覚:体性感覚,味覚・嗅覚・体性感覚の障がい,感覚モダリティ間相互作用 | |
第9回 | 認知(1)物体認知:物体認知,全体処理と部分処理,視覚失認 | |
第10回 | 認知(2)注意:注意,注意のモデル,生理機構と障がい | |
第11回 | 認知(3)記憶①:研究技法,基本的な現象,記憶のモデル,長期記憶の分類 | |
第12回 | 認知(4)記憶②:生理機構,記憶の障がい・昂進,日常記憶 | |
第13回 | 認知(5)知識:概念,知識,メタ認知,ヒューマン・エラー | |
第14回 | 認知(6)思考:推論,問題解決 | |
第15回 | 認知(7)意思決定:意思決定 |
授業外学習の課題 | ・配布資料や自筆ノートにもとづき前回の授業内容を復習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 ・指示されたTED(Technology Entertainment Design)やYouTubeの動画を視聴すること。 ・小レポートの課題(たとえば、「視覚情報処理における注意の役割について」など)を手がかりとして、視聴したビデオ映像の内容を復習すること。 ・以上の課題には合計で少なくとも60時間を要する。 |
履修上の注意事項 | ・授業はすべてMoodleを利用したオンデマンド型の遠隔形式で実施する。 ・Moodle のコースに資料を授業日の前日までにアップロードするので,音声ファイルを聞きながら学習すること。 ・授業日の午前10時15分〜10時30分の間にMoodle のコース上で小テスト(○×式)を受けること(ただし解答時間に上限を設ける場合があるので,各回の指示に注意すること)。 ・小テスト終了後,次回の授業日までに,授業の感想・質問をMoodle経由で投稿すること。 ・小テストの受験と感想・質問の投稿の両方により,授業に出席したものと見なす。 |
成績評価の方法・基準 | 小テストの成績(80%=1問1点の小テストの総合計点(200点)を80点満点に圧縮)および小レポートの内容(20%)によって評価する。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 「知覚心理学」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業内容に関する質問や授業の形式に関する要望などは、Moodleコース内のフォーラム機能により 投稿すること。 より複雑な事案については、電子メールで質問・相談をすること。 電子メール:hmasuda@shudo-u.ac.jp |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) | - | 2014~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(関連学科科目) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 |