授業コード 12062522 クラス 22
科目名 ゼミナールⅡ 単位数 2
担当者 大塚 建司 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 グローバル社会における企業経営Ⅱ(経営財務論的視点から) Basic Economics and Management Ⅱ
授業の概要 同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:有
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①今年から始まったコロナの影響で、世界の政治経済の仕組みがかなり変わりました。政治では米国と中国の対立が激化し、中国国内で操業する外国企業にたいして、米トランプ政権の圧力が非常に強くなっています。このため中国に拠点を置く日本企業のサプライチェーンの見直しが進んでいます。また、経済の面ではコロナが引き起こした不況により、これからますます倒産やリストラが増えていくものと思われます。日本企業の経営者は国際的な危機意識が薄いと言われていますが、このような世界情勢を踏まえたうえで、各自がグローバル化した社会における企業経営の在り方を分析してください。
②プレゼンテーションではパワーポイントを使用し、本人が希望すれば英語でのプレゼンテーションを指導します。これ以外の学生は日本語でのプレゼンテーションの作成となります。
③テーマは経営に問題がある企業について「何が問題なのか」「その問題を解決するにはどうすればいいのか」についての分析になります。
学習の到達目標 ①グローバル社会における政治・経済・国際情勢の動きについての知識が深まります。
②企業経営をグローバル化した世界の視点で見ることができます。
③ビジネス英語を授業で使用することによって、国際社会で活躍できる能力を身につけることができます。
授業計画 第1回 ガイダンス、個別面接
第2回 自己分析(英語)
第3回 分析対象とする東証一部上場企業の決定
第4回 プレゼンテーションの作成(分析する企業の社史)
第5回 プレゼンテーションの作成(分析する企業の経営理念)
第6回 プレゼンテーションの作成(分析する企業の製品紹介)
第7回 プレゼンテーションの作成(分析する企業の株価と日経平均との関係)
第8回 プレゼンテーションの作成(分析する企業の財務諸表と財務分析)
第9回 プレゼンテーションの作成(日本語原稿の作成と提出)
第10回 プレゼンテーションの作成(画面を英語に修正)
第11回 プレゼンテーションの作成(英語原稿の作成と提出)
第12回 プレゼンテーションの作成(日本語・英語原稿の読み合わせ)
第13回 プレゼンテーションの試験1(日本語・英語でのプレゼンテーション)
第14回 プレゼンテーションの試験2(日本語・英語でのプレゼンテーション)
第15回 プレゼンテーションの試験3(日本語・英語でのプレゼンテーション)
授業外学習の課題 簿記・会計・経済の勉強のほか、世界情勢についても新聞・ネットなどで日々、情報を収集してください。
履修上の注意事項 ①欠席する場合には、必ず事前に連絡してください。
②連絡なしでの10分以上の遅刻、あるいは授業の進行を乱すような行為は、欠席扱いとします。
成績評価の方法・基準 試験は行いません。
授業への取り組み(40%)、プレゼンテーション(60%)で総合的に評価します。
テキスト 適宜、資料を配布します。
参考文献 参考文献
山倉健嗣(編集),「ガイダンス 現代経営学 (日本語) 」,中央経済社,2015年7月
主な関連科目 ゼミナールⅢ、Ⅳ、経営財務論Ⅰ、Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は授業時間中に積極的に行ってください。
その他の個別の質問は授業終了後にお願いします。
月曜日の2時間目と昼休みはオフィスアワーとして、研究室で質問に対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部経営学科(D群) 2012~2016 2・3・4
商学部経営学科(F群) FCBA26021 2017~2020 2・3・4