公開用ファイル(授業概要)

授業題目	財務会計論の研究手法　ゼミナールI（The Method of Accounting Research I）
授業の概要	卒業論文の執筆にむけて、財務会計論に関する基礎知識および研究手法の習得を目的とします。ゼミナールIからIVまでを履修することで、卒業論文を執筆するために必要な知識・能力を得ることを目指します。ゼミナールIでは、主に財務会計論に関する文献を輪読します。さらに、取りあげた論点に関する最新の研究をサーベイします。それにより、財務会計論に関する基礎知識や、資料の集め方・整理の仕方・読み方等のスキルを習得します。
学習の到達目標	財務会計論に関する基礎知識を習得する。研究において資料を扱うスキルを習得する。報告や議論をする経験を積む。

授業計画	第１回	ガイダンス自己紹介ゼミナールの概要と進め方に関する説明
	第２回	資料の取り扱いと報告の仕方について輪読する文献の選択
	第３回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―財務会計の機能と制度
	第４回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―利益計算の仕組み
	第５回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―会計理論と会計基準
	第６回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―利益測定と資産評価の基礎概念
	第７回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―現金預金と有価証券
	第８回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―売上高と売上債権
	第９回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―棚卸資産と売上原価
	第１０回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―有形固定資産と減価償却
	第１１回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―無形固定資産と繰延資産
	第１２回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―負債
	第１３回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―株主資本と純資産
	第１４回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―財務諸表の作成と公開
	第１５回	財務会計論に関する文献の輪読と報告―連結財務諸表

授業外学習の課題	・次回のゼミで取り扱う内容が事前に判明している場合は、該当する資料等に目を通してからゼミに参加するようにしてください。・前回のゼミで消化が不完全であった箇所については、調べなおして次回に再度報告するようにしてください。
履修上の注意事項	・無断欠席は避けるようにしてください。・報告担当回にやむをえず休む場合は、報告者を代わってもらうようにしてください。・5回以上欠席した場合や、報告をしていない場合は、単位を認定しません。・非対面・双方向型で行います。
成績評価の方法・基準	ゼミへの取り組み姿勢や報告の内容をみて、総合的に評価します。
テキスト	・桜井久勝『財務会計講義（第20版）』中央経済社、2019年。 ※学生の希望により変更となる可能性があります。
参考文献	・宇佐美寛『作文の論理―『わかる文章』の仕組み』東信堂、1998年。他，必要に応じて指示します。
主な関連科目	会計関連のすべての科目。
オフィスアワー及び質問・相談への対応	授業後に対応します。

■カリキュラム情報