授業コード | 12018200 | クラス | |
科目名 | 経営戦略論Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 中園 宏幸 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 経営戦略の論理と構想 |
授業の概要 | 本講義では、経営戦略を構想・策定するうえで求められる論理について学習する。経営戦略論Ⅰにて学習した経営戦略の理論によって分析的に戦略を構想・策定することも重要であるが、それらを超えた良い戦略の特徴とその特徴がなぜ良い戦略となるのかについて学習することが本講義の狙いである。日々伝えられる企業についてのニュースから、企業がなぜ新しいことをするのか、それにどのような意味があるのかについての解釈も試みる。 本講義では、テキストに準拠した多様なケース教材を用いる。 |
学習の到達目標 | 経営戦略で用いられる基本的な概念を分析で用いることができるようになる。 現実のケースを経営戦略の論理に基づいて分析できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション: 講義の進め方 |
第2回 | 経営戦略前史 | |
第3回 | 経営戦略とはなにか | |
第4回 | ビジネスシステムと見えざる資産 | |
第5回 | 戦略の顧客適合:顧客のニーズをダイナミックにとらえる | |
第6回 | 戦略の競争適合:競争優位をつくる | |
第7回 | 戦略の資源適合:資源を有効利用し、資源を効率的に蓄積する | |
第8回 | 中間ディスカッション(同時双方向型) | |
第9回 | 応用事例研究:日本企業を対象に | |
第10回 | 戦略の技術適合:技術を活用し、技術を進化させる | |
第11回 | 戦略の心理適合:人の心を動かし、刺激する | |
第12回 | 製品戦略の不均衡ダイナミズム:市場創造の戦略 | |
第13回 | ビジネスシステムの不均衡ダイナミズム:ビジネスシステムが成長をドライブする | |
第14回 | 見えざる資産の不均衡ダイナミズム:オーバーエクステンション戦略 | |
第15回 | 総括 |
授業外学習の課題 | テキスト各章の要約を事前に読んでおくこと。それぞれ15分程度の時間を確保すれば十分である。 復習及び課題については講義内にて伝達する。課題は基本的にはテキストの設問のなかから提示する。 |
履修上の注意事項 | 【対面授業】無 【非対面授業】有(同時双方向:有、オンデマンド:有、課題研究:無) 本講義では、Google Classroomを基盤として、動画を用いたオンデマンド型講義を行う。ただし、第8回と第15回は同時双方向型講義とする。 基本的なミクロ経済学の知識を保有していることが望ましいが、それを前提とはしない。 講義にはテキストを持参すること。テキストを持参していることを前提として講義を進める。 講義中の私語については積極的に注意を行う。 講義中の写真撮影は厳禁とする。 資料配布および課題の提出にはGoogle Classroomを用いる。 15回すべてに平常点課題が出る予定である。各回しっかり取り組むことが重要であり、事後的に取り返すことができない点に注意されたい。 |
成績評価の方法・基準 | 平常点(100%) 平常点課題は基本的に5点基準で評価を行う。採点基準は、内容理解をした上で事実関係に誤りがなく自分自身の考えが論理的に主張できている場合には5点。内容理解をした上で自分自身の考えが適切に主張できている場合には4点。内容理解をした上で自分自身の考えが主張できている場合には3点。講義内容を整理しただけのものは2点。それ以外の場合を1点とする。提出期限を過ぎたものは、期限後2時間以内に提出されたものは最大点数を3点として評価。それ以降に提出されたものはすべて未提出と同様に扱う。課題にて剽窃・盗用などの不正行為が発覚した場合はこれまでの点数蓄積にかかわらず0点評価とする。 |
テキスト | 伊丹敬之・西野和美(2012)『ケースブック 経営戦略の論理 〈全面改訂版〉』日本経済新聞出版社。 テキスト選定の理由及び活用法については第1回講義にて説明を行う。 |
参考文献 | 伊丹敬之(2012)『経営戦略の論理 〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム』日本経済新聞出版社。 伊丹敬之(2017)『経済を見る眼』東洋経済新報社。 淺羽茂・牛島辰男(2010)『経営戦略をつかむ』有斐閣。 |
主な関連科目 | 経営学総論、経営管理論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談にはGoogle Classroomの限定公開コメントで行う。同時に、講義時間内においてはGoogle Meetにて対応する。 課題に対しては次回講義にてフィードバックを行う。 |
URLリンク | Google Classroom |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(E群) | - | 2012~2016 | 2・3・4 |
商学部商学科(D1群) | FCBS24109 | 2017~2020 | 2・3・4 |
商学部経営学科(B群) | - | 2012~2016 | 2・3・4 |
商学部経営学科(B1群) | FCBA22112 | 2017~2020 | 2・3・4 |