授業コード 12015300 クラス
科目名 経営分析論Ⅰ 単位数 2
担当者 政岡 孝宏 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 経営分析に関する基本的な知識と技術の修得(Financial Statement AnalysisⅠ)
授業の概要 会社がいまどのような経営状況にあるのか。会社の経営状況の良し悪しを知りたい人は、会社の「なか」にも「そと」にもたくさんいます。会社の経営状況は、会社が公表している財務諸表(損益計算書・貸借対照表)に示されています。しかし、財務諸表から経営状況の良し悪しを見極めるためには、一定の知識と分析技術が必要になります。
経営分析論Ⅰでは、実際の会社の財務諸表を使いながら、財務諸表を分析するための基本的な知識と技術(収益性分析、安全性分析)を学びます。
なお、授業計画は、授業の進度によって若干変更する場合があります。
学習の到達目標 経営分析に関する基礎知識を身につけ、自分の関心のある企業の簡単な分析ができるようになること。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 日本の会社の現状
第3回 会社の素顔をみるなら財務諸表
第4回 財務諸表の仕組み(1)損益計算書
第5回 財務諸表の仕組み(2)貸借対照表
第6回 財務諸表の利用者は何を知りたがっているか。どうすればわかるか(1)
第7回 財務諸表の利用者は何を知りたがっているか。どうすればわかるか(2)
第8回 収益性分析(1)収益性の基本指標
第9回 収益性分析(2)売上高経常利益率とその分解
第10回 収益性分析(3)総資本回転率とその他の回転率
第11回 収益性分析(4)問題演習
第12回 安全性分析(1)支払能力
第13回 安全性分析(2)長期投資の健全性
第14回 安全性分析(3)問題演習
第15回 Webテストと解説
授業外学習の課題 必要に応じて、指定した企業の財務諸表について調べてくるなどの宿題を出します。また、授業中に取り上げた企業について、企業のホームページや大学のデータベースを利用して調べるくせをつけてください。
これらの課題への取り組み状況や授業の理解度を確かめるために、確認テストを実施することがあります。確認テストは範囲予告をせず、それまでに学習した全範囲を出題範囲としています。授業時間外の学習をおろそかにしないよう心がけてください。併せて、図書館やデータベースを活用して、日頃から新聞や雑誌等で企業や業界に関する情報を積極的に集めるようにしてください。授業時間外の学習(情報収集を含めた授業の復習)に要する目安時間は3時間程度です。
【追記】講義中に宿題を課します。指定期日の授業中に回収しますので忘れずに準備してください。
履修上の注意事項 この授業は、Google Classroomを使用した動画配信を行う「オンデマンド形式」で実施します。別途meetで質疑応答を行うこともありますので、Classroomでの連絡事項を見落とさないようにして下さい。
成績評価の方法・基準 問題演習(2回)・Webテスト(1回)(90%)、その他提出課題(10%)で評価します。
テキスト 配付レジュメを使用します。
参考文献 授業中に適宜紹介します。
主な関連科目 簿記原理、会計学原理など。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
メール、Google Classroomや定期的に開催するオンラインオフィスアワーで質問等を受け付けます。メール等で寄せられた質問については、内容にかかわるものに関しては原則として翌週までにGoogle Classroomでも共有します。また、授業中に課した課題等については、同日または一定期日内に模範解答等を示すとともに、全体講評をフィードバックします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(B群) 2012~2016 2・3・4
商学部商学科(B3群) FCBS22317 2017~2020 2・3・4
商学部経営学科(B群) 2012~2016 2・3・4
商学部経営学科(B1群) FCBA22125 2017~2020 2・3・4