授業コード 11063107 クラス 07
科目名 ゼミナールⅡ 単位数 2
担当者 新本 寛之 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 中国の経済発展要因に関する研究
授業の概要  第二次世界大戦後、東アジア地域(日本、アジアNIES、ASEAN4、中国、ベトナム)は世界経済の中で最も目覚ましい経済発展を遂げてきました。それは貿易と投資を媒介に、東アジア地域全体の生産および貿易構造を序列的(上記の国・地域順)かつ連鎖的に高度化するという特徴を有しています。
 ゼミナールⅡでは、その中で近年特に成長著しい中国の経済発展要因とその東アジア経済へのインパクトについて「共生」という視点から研究を進めます。方法は、中国経済に関するテキストを設定し、グループ(5人程度)ごとにその内容を割り当てます。それぞれのグループはその内容について事前に研究および資料作成(パワーポイントを使用)に努め、共同で報告します。そして、報告内容に関してゼミ生全員で質疑応答による討論を展開します。ゼミの進行についても報告グループが担当します。
学習の到達目標 ◎ゼミでの研究活動を通じて、中国経済と東アジアの関係についての理解、問題発見・解決能力の涵養およびコミュニケーション能力の向上を目標とします。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 ゼミナールⅠの復習
第3回 中国に関する新聞記事の紹介と解説
第4回 グループA~報告・討論 「改革・開放政策」
第5回 グループB~報告・討論 「社会主義市場経済」
第6回 グループC~報告・討論 「工業化と経済成長」
第7回 グループD~報告・討論 「三農問題」
第8回 グループ研究〜報告・討論① -テーマの設定-
第9回 グループ研究〜報告・討論② -調査-
第10回 グループ研究〜報告・討論② -結果報告-
第11回 グループA~報告・討論 「人口変動と労働市場」
第12回 グループB~報告・討論 「国際貿易と経済成長」
第13回 グループC~報告・討論 「外資導入の役割」
第14回 グループD~報告・討論 「日中経済の将来」
第15回 総括
授業外学習の課題 ◎授業前に指定テキストの該当する章を読み、要点を文章でまとめる習慣をつけましょう。不明な専門用語等は事前に調べ、自己解決した上で授業に参加して下さい。
◎指定テキストを読む際は、「なぜそうなるのか」、「何が問題なのか」という意識を働かせ、論理的に物事を考えるようにしましょう。
◎指定テキストおよび報告者のレジュメ等をもとに復習を行い、知識の定着に努めましょう。
◎アジアに関する新聞記事を読む習慣をつけましょう。
◎授業内容に関するレポートの提出を課します。テーマや提出期限等の詳細については、ガイダンスで伝えます。
履修上の注意事項 ◎【対面授業】無     【非対面授業】有  (同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:無)
①専門知識の吸収に貪欲である。
②アジアに目を向けてみる。
③人とのつきあいを大切にする。
④欠席は絶対にしないという強い意志を保持する。
⑤ゼミナールの活動に積極的に参加する。
⑥とにかく自発性を持続する。
⑦卒業論文をひとつの目標とする。
成績評価の方法・基準 ◎【期末試験】無
◎授業への取り組み70%、レポート30%で評価します。
テキスト 授業の中で紹介します。
参考文献 南亮進・牧野文夫編『中国経済入門【第4版】』日本評論社、2016年。
主な関連科目 国際貿易論、アジア経済論、C2群特殊講義a(貿易実践Ⅰ・Ⅱ)、海外ビジネス研修など。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
◎レポート課題等のフィードバックについては、授業中に対応します。
◎水曜日15時~17時をオフィス・アワーにあてています。今年度はリモートで対応します。ただし、会議等で不在の場合もあるのでメール等での事前連絡が望ましいです。
◎メールでも対応します。メール・アドレスは最初の授業で伝えます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(D群) 2012~2016 2・3・4
商学部商学科(F群) FCBS26021 2017~2020 2・3・4