授業コード | 11063003 | クラス | 03 |
科目名 | ゼミナールⅠ | 単位数 | 2 |
担当者 | 川原 直毅 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | マーケティング・リサーチの基礎を学ぶ(Learning Basic Marketing Research) |
授業の概要 | ゼミナールⅠでは、マーケティングとは何かをしっかり学び、実際の企業のマーケティング活動を想定しながら、そのために何が必要なのか、特に消費者ニーズ、ウォンツなどマーケティング・リサーチの手法も同時に学びます。これは新商品開発にとって消費者が何を求めているのか、これをコンシューマー・インサイトと言います。 ゼミ担当者はこれまで大企業や中小企業の新商品開発に多く携わっており、企画から販路開拓まで実際に指導できます。現在も、ひろみらシンクタンクの依頼を受けて新商品開発を行っています。それ故、ゼミでも新商品開発を演習で学び、その後、コラボして企業の新商品開発を行う予定です。 COVID-19の影響のため、Web授業で行います。 |
学習の到達目標 | マーケティング、マーケティングリサーチの基礎知識、専門知識が習得できる。 基礎的なマーケティング・リサーチ手法が学べ、実際に使える。 販売士3級資格の実務的能力が身に付く。(資格取得を支援します)。 プレゼン能力、ディベート能力が身に付く。 新商品開発の流れが分かる。新商品開発のプレゼン能力が身に付く。 |
授業計画 | 第1回 | マーケティングとは何か。(概念、目的、機能、役割) ワークシート(1) 販売士3級の模擬試験~マーケティングの基本~ |
第2回 | マーケティングの基礎知識の理解 ワークシート(2) 販売士3級の模擬試験~顧客管理~ |
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第3回 | マーケティングの4PとSTP ワークシート(3) 販売士3級の模擬試験~販売促進~ |
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第4回 | 新商品開発の実際(1) ワークシート(4) アイデアの創出 販売士3級の模擬試験~商圏と出店~ |
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第5回 | 新商品開発の実際(2) ワークシート(5) アイデアの発想と切り口 販売士3級の模擬試験~売り場の作り方~ |
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第6回 | 販売促進と広告 ワークシート(6) 実際の広告から分かること、広告の訴求力 販売士3級の模擬試験~小売業の役割~ |
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第7回 | 広告の作り方演習 ワークシート(7) キャッチコピー、ボディコピーの書き方 販売士3級の模擬試験~流通経路の知識~ |
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第8回 | マーケティング・リサーチ演習(1)消費者特性とデータの見方(テイスティング1) 販売士3級の模擬試験~形態別小売業の知識~ |
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第9回 | マーケティング・リサーチ演習(2)消費者特性とデータ分析(テイスティング2) 販売士3級の模擬試験~チェーンストアとショッピングセンターの役割 |
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第10回 | マーケティング・リサーチ演習(3)消費者特性と商品企画、スクリーニング(テイスティング3) 販売士3級の模擬試験~マーチャンダイジングの基本~ |
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第11回 | マーケティング・リサーチ演習(4)消費者特性と感性について(テイスティング4) 販売士3級の模擬試験~商品計画~ |
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第12回 | マーケティング・リサーチ演習(5)テイスティングによるデータ処理 販売士3級の模擬試験~販売と仕入れ計画~ |
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第13回 | マーケティング・リサーチ演習(6)テイスティングによるデータ分析 販売士3級の模擬試験~在庫管理~ |
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第14回 | マーケティング・リサーチ演習(7)テイスティングによるデータの取り纏め 販売士3級の模擬試験~価格設定~ |
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第15回 | グループによるディスカッションとディベート(取りまとめ) 販売士3級の模擬試験~値入れと粗利~ |
授業外学習の課題 | ゼミの授業前に毎回、販売士の模擬試験を行います。初めて学ぶことばかりですが、特に小売業のマーケティングの基礎知識の習得ができますので必ず復習を義務付けます。また、専門用語などは十分な解説をしますが、ゼミ生各自の知識力アップにもなりますので専門用語の資料と共にそれに関係する専門用語も理解するように心掛けましょう。 また、マーケティング、マーケティング・リサーチに関しては、図書館にたくさんの文献がありますので、ゼミで学んだことについて深く理解をするためにも参考文献を調べましょう。参考図書については、随時、紹介します。 なお、ゼミで学んだことは毎回、90分程度、復習することを心掛けましょう。 |
履修上の注意事項 | 無断欠席は認めません。欠席はグループ演習に迷惑を掛けますので、事前に欠席理由を届けて下さい。 基礎知識、専門知識はもちろん、プレゼンテーション、ディベート能力を習得するためにグループ・ディスカッションへの自主的参加、自分の不得意分野の克服に努めましょう。 ゼミ生が関心のあるテーマの個別指導もします。 新商品開発、企画、アパレル、起業・新創業支援などの要望にも出来るだけ応えたいと思います。 ゼミ中はスマホの操作は一切禁止します。このルールが守れない学生はゼミを辞めてもらいます。また、やる気の無い学生(提出物を出さない、締め切りを守らない、私語が多くグループに士気を下げる)などはゼミ運営に支障を来しますのでゼミの途中でも辞めてもらいます。 |
成績評価の方法・基準 | 評価の基準は、ゼミ生の自発的な発言、授業に対する熱意などの授業への取り組み70%(報告書作成)、受講態度及び課題提出30%(プレゼンシート)で評価する。前期、後期それぞれ3回以上の無断欠席は評価の対象としない。 |
テキスト | シラバス、販売士3級模擬試験問題、パワーポイントを用いて授業を進めます。 |
参考文献 | 石井淳蔵編(2016)『1からのマーケティング・デザイン』碩学舎 |
主な関連科目 | マーケティング論 流通論、商学概論 地域商業論 消費行動心理学 ベーシック・マーケティング |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.ゼミ時間内に毎回、質問があるか否か尋ねます。 2.ゼミ時間以外では、研究室でも構いません。事前に連絡してください。 3.ゼミ生個人研究分野、テーマについて、いつでも相談受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(D群) | - | 2012~2016 | 2・3・4 |
商学部商学科(F群) | FCBS26011 | 2017~2020 | 2・3・4 |