授業コード 10032300 クラス
科目名 A1群特殊講義a(ベーシック・マーケティング) 単位数 2
担当者 川原 直毅 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ベーシック・マーケティング(Basic Marketing)
授業の概要 私たち消費者を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。市場には次々と新商品が並び、消費者の購買意欲を喚起します。しかし、そこには企業側の思惑があります。この授業では、私たちの日常生活に密着している製品、商品・サービスなどからマーケティングの基礎知識を豊富な事例を交えて学ぶことを目的としています。講義では実務経験も活かしていきます。

講義担当者はこれまで大企業、中小企業の新商品開発の現場に携わっており、また、経済産業省中国産業局の新連携、地域資源、農商工連携などの事業評価委員長として17年間、企業側に販路開拓のアドバイスも行っている。さらに、本学と連携協定を結んでいる中小企業家同友会企業の新商品開発、経営コンサルティングも行っている。
 2020年4月より、経済産業省のJapanブランド認定委員も務めている。
学習の到達目標 そもそもマーケティングとは何かが分かる。
マーケティングの基礎知識が理解できる。
マーケティングの専門用語を知ることができる。
実際の企業のマーケティングが分かる。
学生目線でマーケティング活動、購買行動についてマーケティングの機能が分かる。
授業計画 第1回 マーケティングとは何か。私たちの身の回り品から学ぶ。
第2回 マーケティングの基本的な機能について~売れ続けるための仕組みづくり~
第3回 マーケティングの4Pとは何か。Part1
そもそも4Pとはなにか。
第4回 マーケティングの4Pとは何か。Part2
4Pの具体的な内容について
第5回 マーケティング・ミクスについて
第6回 実際の製品・商品・サービスについて~商品のアピールと広告について~
第7回 マーケティングと私たち消費者の関係
第8回 マーケティング活動と製品の寿命
第9回 マーケティングと新商品開発(1)
~事例研究から学ぶ~
第10回 マーケティングと新商品開発(2)
新商品はどのように開発されるか、そのプロセス
第11回 マーケティング思考と消費者の購買志向
第12回 マーケティングとブランドについて(1)
~ブランドとは何か~
第13回 マーケティングとブランドについて(2)
~ブランドの種類と誤解~
第14回 地域ブランドについて ~広島県内の地域資源を参考に~
第15回 マーケティングの果たす役割
授業外学習の課題 マーケティングと言う用語はよく聞く言葉であるが、それでは自分がそれを説明するとなると、なかなか説明できないのが実情である。しかし、実際の市場では選商品が次々と消費者の目に触れ、テレビ、新聞、雑誌広告、インターネットで容易に検索できる。しかし、その商品のマーケティングに関する基礎知識は専門知識・用語はほんとうに理解できて着るか否かは分からない。安易にスマホで検索するのではなく、配布したレジュメの内容を理解するためにも90分程度は復習に当てましょう。
履修上の注意事項 この授業は、一応、対面方式で行いますが、コロナ禍の状況を踏まえてWeb授業となることもあります。授業終了前に毎回、学生の皆さんからの質問に応える時間を設けます。資料はパワーポイントです。
成績評価の方法・基準 期末試験100%によって評価する。欠席が5回を超える場合は評価の対象としない。
テキスト 授業内容に応じたレジュメを配布します。また、参考資料を配布します。
参考文献 日本マーケティング協会(2010)『ベーシック・マーケティング』同文館
石井淳蔵編(2016)『1からのマーケティング・デザイン』碩学舎
主な関連科目 商学概論、新商品開発入門
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.授業中は常に質疑応答の時間です。分からないことはその場で遠慮せず、訊きましょう。
2.授業の質問は次回の授業前に回答します。
3.学習支援センターにて別途オフィスアワーの時間を設ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(A1群) FCBS11142 2017~2020 1・2・3・4
商学部経営学科(A1群) FCBA11142 2017~2020 1・2・3・4