授業コード 05600391 クラス 91
科目名 修大基礎講座 単位数 2
担当者 児玉 恵美 履修期 第1学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 修大基礎講座 Shudo First Year Experience
授業の概要 ・この科目は、一年次生が大学での学びや大学生活に円滑に移行するために、大学生としての態度や姿勢を身につけ、大学の学びに必要な学習スキルを習得することを目的としています。
・大学で学ぶためには、一年次生は、大学4年間の目標を明確にし、高校までの教育とは異なる大学の「学び」に特有なスキルを身につけ、主体的に学ぶことが必要です。また、大学生活を有意義にするために、大学の仕組みを理解し、大学の教職員や先輩や友人と深く関わることが必要です。以上の内容を通して、一年次生が大学での学びと生活の基礎を築くことを目指します。
・この科目は、部局による講義形式で行われる授業7回と、心理学科の教員によって行われる授業8回で構成されます。
・心理学科の教員による授業では、心理学の研究スタイルを学び、今後,他の心理学専門科目で修得する必要のある知識について理解します。
学習の到達目標 大学生としての姿勢や学習態度を身につけ、実践することができる。
大学における学びに必要な学習スキルの基礎を習得し、実践することができる。
授業計画 第1回 (学習支援センター担当)
ノートテイキング
第2回 (学習支援センター担当)
4年間の学びの設計
第3回 (心理学科教員担当)
・記述❶:なぜ心理学を学習しようと考えたのか?<課題提出>
・記述❷:火星人に人間をどう説明するか?<課題提出>
・記述❸:心とは何か?,心を科学的に理解可能か?<課題提出>
・「心理学とは」<資料提供>
・感想・質問<課題提出>
第4回 (心理学科教員担当)
・記述❹:大学での学びは高校までの学びと何が違うか?<課題提出>
・「単位制,心理学を活かせる職,など」<資料提供>
・感想・質問<課題提出>
第5回 (心理学科教員担当)
・記述❺:色とは何か?<課題提出>
・「色,記述❸心とは何か?の回答例,定義,抽象概念を扱う訓練をする理由,など」<資料提供>
・感想・質問<課題提出>
第6回 (図書館担当)
図書館活用法 - The Road to Library Expert: Step 1 -
第7回 (心理学科教員担当)
・記述❻:あなたの「心理学的疑問」は何か?<課題提出>
・「問題意識,2種類の問い,反証可能性,など」<資料提供>
・感想・質問<課題提出>
第8回 (心理学科教員担当)
・記述❼:CコーラはPコーラより本当に好まれないのか?<課題提出>
・「仮説,実験・調査,方法の重要性,偽薬効果,など」<資料提供>
・感想・質問<課題提出>
第9回 (心理学科教員担当)
・記述❽:実験協力者を2群に分ける際の留意点は何か?<課題提出>
・「因果の推定,実験統制,など」<資料提供>
・感想・質問<課題提出>
第10回 (心理学科教員担当)
・記述❾:いかさまコインであるとどのように判断するか?,その理由は?<課題提出>
・「分析,データ化の方法の重要性,仮説の再検討,新たな問題意識へ,など」<資料提供>
・感想・質問<課題提出>
第11回 (総合企画課・ひろしま未来協創センター・学生センター担当)
修大の歴史と成長サポート体制-成長するための留意事項-
第12回 (心理学科教員担当)
・記述➓:心理学学修者の社会的役割は何か?<課題提出>
・「心理療法家の課題,心理学的支援・地域援助実践体験,など」<資料提供>
・感想・質問<課題提出>
第13回 (キャリアセンター担当)
自己発見と自律へのアプローチ①‐自分の特徴を見つける
第14回 (キャリアセンター担当)
自己発見と自律へのアプローチ②‐自分の強みの源泉と伸びしろを探る
第15回 (学習支援センター担当)
目標設定と時間管理
授業外学習の課題 部局が担当する授業では、授業内容に沿った宿題やワークが課されます。提出期限を守って取り組みましょう。また、教員の担当する授業については、「初年次セミナー」で出される課題と合わせて総合的に考えることを求めます。
具体的には、「部局担当レジュメ」や宿題、事前配布資料による予習(授業1回あたり2時間)と事後資料やノートにもとづく復習やワークの完成(授業1回あたり2時間)に少なくとも計60時間の授業外学習を要します。
履修上の注意事項 ・すべての授業をオンデマンド型の遠隔形式で実施します。
・授業全体を通して、授業内・外でのワークや宿題への取り組みを重視します。
成績評価の方法・基準 ワークや宿題、レポート、記述の内容をもとに、部局担当分46点、教員担当分54点(記述の内容30点、感想・質問の内容24点)で評価します。
テキスト 部局が担当する授業では、「修大基礎講座 部局担当レジュメ」を使用します。
学習支援センター編『ラーニング★ナビ-大学の学びとスタディスキル-』を配付しますので、授業時に準備するようにしてください。
参考文献 井下千以子 著 『思考を鍛えるレポート・論文作成法』 慶應義塾大学出版会、2019
専修大学出版企画委員会 編 『新・知のツールボックス』 専修大学出版局、2018
主な関連科目 「初年次セミナー」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
部局が担当する授業については、各担当部局が質問や相談に応じます。なお、修大基礎講座の授業全般に関する質問は、学習支援センターが受け付けます。
教員担当授業に関する質問や授業の形式に関する要望などは、感想・質問を通じて提出することを求め、適宜、フィードバックします。
より複雑な事案については、事前にアポイントメントを取った上で、質問・相談をしてください。
電話:082-830-1202(直通)もしくは内線3220
電子メール:hmasuda@shudo-u.ac.jp
場所は、質問・相談の内容によって,協創館8410教室もしくは3号館2階面談スペースとする。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部心理学科(修道スタンダード科目) WSSF10106 2017~2020 1
健康科学部健康栄養学科(修道スタンダード科目) WSSF10106 2017~2020 1