授業コード | 05008700 | クラス | |
科目名 | ひろしま未来協創プロジェクト(都心のイノベーション) | 単位数 | 2 |
担当者 | 三浦 浩之 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 社会・地域課題を解決するソーシャルイノベーション |
授業の概要 | 止まらない気候変動と災害の多発に甚大化、日本が一歩先を行く超高齢化社会と人口減少、安心して出産し子育てできない社会、膨れ上がる社会保障費、老朽化が進む社会インフラ、先進国なのに相対的に高い貧困率、希薄化・孤独化するコミュニティ、広がる教育格差、伝統・文化の継承、見直しが必要なローカル経済、などなど、今、私たちは様々な社会課題(ローカルには地域課題)に直面しています。 これら課題に対して、個々・個別に対応する手段もありますが、それは根源的な解決にはならず、また、新たな課題を招くことにもなります。必要なのは、思想や価値観のレベルまでさかのぼって社会のあり方を変革することです。制度や文化、社会規範において新たな価値・新たな文化を創出していくことが求められているのです。これが『ソーシャルイノベーション』です。 本演習では、具体的な社会・地域課題を『ソーシャルイノベーション』により解決することを体験してもらいます。リサーチを重ね、関係者の声を聞き、分析を重ね、その上で、新たな価値・文化・社会を創造していくことにチャレンジしてもらいます。 具体的なフィールドは、開講時期により決まりますが、広島県にとどまらず、島根県や山口県も対象となっていきます。それぞれ、地方自治体よりの課題提供を得て取り組んでいきます。 |
学習の到達目標 | 1)提示された社会課題に対して、リサーチを重ねた上で、新たな着想で創造性を発揮して、その解決を図るためのイノベーションを創案し、社会実装に至らせることができるようになること。 2)課題提供者だけでなく、関わりある人々との対話やインタビューにより、課題の本質をとらえることができるようになること。 |
授業計画 | 第1回 | 社会課題とソーシャルデザイン |
第2回 | 社会課題とSDGs、それらへの対応 | |
第3回 | 取り組みテーマのキーデータ~社会問題を探る | |
第4回 | 取り上げる社会問題に関するプレゼンテーション | |
第5回 | 社会課題とソーシャルデザイン(1) | |
第6回 | 社会課題とソーシャルデザイン(2) | |
第7回 | ソーシャルデザインについてのピッチ(どんな社会課題を解決しようとしているか) | |
第8回 | ソーシャルデザインについてのピッチ(考えた解決策は何か) | |
第9回 | ソーシャルデザインについてのピッチ(ターゲットは誰か、どのくらいが⾒込めるか) | |
第10回 | 10ソーシャルデザインについてのピッチ(誰と、どのように進めていくのか) | |
第11回 | フィールドワーク | |
第12回 | ソーシャルイノベーションに向けてのデザインワーク①[現状把握~目標設定~課題抽出] | |
第13回 | ソーシャルイノベーションに向けてのデザインワーク②[課題抽出~方向性検討] | |
第14回 | ソーシャルイノベーションに向けてのデザインワーク③[方向性検討~具体策検討] | |
第15回 | 社会・地域課題を解決するソーシャルデザイン、ソーシャルイノベーションの最終ピッチ |
授業外学習の課題 | ①内容理解を深めるために、事前調査・学習に努めること。 ②創案したソーシャルイノベーションを他者に理解してもらうためのレジュメや資料を作成すること。 ③ディスカッションやヒアリング、実地調査等の事前準備と事後分析を行うこと |
履修上の注意事項 | 【対面授業】フィールドワーク等で有 【非対面授業】有(同時双方向) 第1回を除いて、基本的に前もって当日のテーマをこちらが提示し、それについて「ピッチ」とディスカッションを行っていきます。 第7回から行う「ピッチ」は短いプレゼンテーションとも言えますが、プレゼンテーションとの大きな違いは、「ピッチ」は相手に全く事前情報がない状態であることが想定されていて、誰にでもわかる言葉遣いで構成され、新しい何かを生み出す際に活用されるものです。 取り上げる社会課題に関して実施する地域調査(フィールドワーク)は、対象とするものにより、個人・チームで実施する場合と、クラス全員で実施する場合があります。なお、フィールドワークは所定の授業曜日・時間以外に実施する予定です。 第1回目は5月12日(火)です。 |
成績評価の方法・基準 | 対象域の直面する問題・課題のリサーチ(30%)、先行事例調査にもとづく社会・課題の解決方法・価値化の手法の整理(20%)、課題解決に至るソーシャルイノベーションの提案(30%)。参加態度(予習の程度、プレゼンの内容、議論への参加など)(20%) 以上を総合的に評価します。 |
テキスト | 適宜、資料等を配付予定 |
参考文献 | 筧裕介著、持続可能な地域のつくり⽅ 未来を育む「⼈と経済の⽣態系」のデザイン、英治 出版(2019) 筧裕介著、⼈⼝減少×デザイン 地域と⽇本の⼤問題を、データとデザイン思考で考え る。、英治出版(2015) 筧裕介著、ソーシャルデザイン実践ガイド 地域の課題を解決する7つのステップ、英治出 版(2013) |
主な関連科目 | ソーシャルイノベーション論、合意形成論、行政特論(地域資源創造論)、都市・地域戦略論 ⽣涯学習⽀援論Ⅰ・Ⅱ、社会教育経営論Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
随時相談に応じます。⼤学メールにてコンタクトください。 さらに、授業終了後にも、時間を設けます。 |
URLリンク | 社会課題解決中マップ |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
商学部商学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
商学部経営学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
商学部経営学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(修道スタンダード科目) | - | 2011~2015 | 2・3・4 |
人文学部教育学科(修道スタンダード科目) | - | 2016~2016 | 2・3・4 |
人文学部教育学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
人文学部英語英文学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人文学部英語英文学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
法学部法律学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
法学部法律学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
法学部国際政治学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
法学部国際政治学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
健康科学部心理学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |
健康科学部健康栄養学科(修道スタンダード科目) | WSSR20904 | 2017~2017 | 2・3・4 |