授業コード 03300151 クラス 51
科目名 健康科学論 単位数 2
担当者 森河 亮 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 健康に関する今日的な諸問題の理解と健康づくりの実際
授業の概要  健康に関する情報が氾濫しているとも言える今日において、それらの情報の正否は何を基準に判断すれば良いのでしょうか?また自分が今、健康的な生活を営んでいるのかどうか、何を基準に判断すれば良いのでしょうか?これらについての理解をしていないと、自分の健康を維持・増進することはできません。
 この科目では、健康を維持・増進するための運動を中心とした基礎的な知識を集積し、それを実行するためには何が必要かを学習します。

 なお、今年度の本科目は、非対面型のオンデマンド授業として実施します。9月15日の第1回目の授業から毎週火曜日3時限の13:05頃にMoodleのトピックを表示します。その週の「確認テスト」やレポートの提出期限は次の週の火曜日の12:00まで、です。
 Moodleにアップされた授業動画を視聴しながら、授業資料の空欄に学習内容を書き込んで学習を行います。授業資料は教学センターの教材ボックスに入れておきますので、他の対面型授業などで大学に来ることがある学生はそれを利用してください。ただし、次の週の火曜日には新しい授業資料と入れ替えますので、それまでに取ってください。非対面型の授業しか履修していないなどで大学に来る機会がない学生は、Moodleにアップされている授業資料を自分でプリントアウトしてください。
 「確認テスト」や「期末試験」のことは下記記述の「履修上の注意事項」でよく確認してください。
学習の到達目標 本科目で扱う健康に関する用語を理解し、説明できるようになる。
授業計画に示す各回の要点を、何も参照せずに他の人に説明できるようになる。
自身の生活習慣を見直し、改善すべき点を見つけることができるようになる。
授業計画 第1回 オリエンテーション
 ・授業の概要や試験、評価について
 ・健康とは何か
第2回 現代社会と健康
 ・物質的な豊かさを求めた日本の代償
 ・子ども、青少年、中高年の健康状況
第3回 生活習慣病
 ・生活習慣病の原因と恐ろしさ
 ・生活習慣病の予防法
第4回 生活環境病
 ・有害化学物質が及ぼす人体への影響
 ・生活環境病の予防法
第5回 食と健康
 ・食品添加物や加工食品が及ぼす人体への影響
 ・摂取から排泄までに留意すべきこと
第6回 自身の食習慣・生活習慣のチェック
 ・自身の食習慣と生活習慣のふりかえり
 ・自身の食習慣と生活習慣における改善点の理解と今後の目標設定
第7回 スポーツが体に及ぼす悪・好影響Ⅰ
 ・運動・スポーツが及ぼす傷害(運動性貧血・熱中症・突然死など)
 ・運動・スポーツは寿命を縮める?
第8回 スポーツが体に及ぼす悪・好影響Ⅱ
 ・活性酸素とは
 ・運動時に発生する活性酸素が及ぼす傷害
第9回 スポーツが体に及ぼす悪・好影響Ⅲ
 ・運動が循環器、骨、呼吸器などにもたらす効用
第10回 スポーツが体に及ぼす悪・好影響Ⅳ
 ・運動が自律神経系、ホルモン系、免疫、抗酸化機構などにもたらす効用
第11回 運動処方
 ・運動処方作成の原則
 ・運動強度の算出
第12回 肥満・ダイエットと健康
 ・肥満とは何か
 ・正しいダイエットとは
第13回 精神・ストレスと健康
 ・ストレスに対する個性
 ・ストレス耐性を高めるためには
第14回 喫煙と健康
 ・喫煙がもたらす傷害
 ・受動喫煙がもたらす傷害
第15回 アルコールと健康
 ・アルコールによる障害
 ・健康的なアルコールとの付き合い方
授業外学習の課題 各回のキーワードについて、誰にでもよいので何も参照せずに説明を試みてください。
1週間の自身の食事を調査・記録し、自身の食生活に関するふりかえりを行ってください。
1週間の自身の生活習慣を調査・記録し、自身の生活習慣に関するふりかえりを行ってください。
授業で得た知識を実践し、自身の生活習慣を改善してください。
履修上の注意事項 ・非対面型のオンデマンドの授業です。
・Moodle上に授業動画と授業資料を毎回アップします。授業動画を視聴しながら、授業資料の空欄を埋める作業をしてください。 そのため、パソコンと安定したインターネット環境、プリンターなど紙を出力できる環境が必須の授業になります。
・毎回の授業に関して、Moodle上で「確認テスト」を実施します。「確認テスト」の未実施および正解率75%未満は、その授業回を「欠席」として扱います。ただし、第6回の「自身の食習慣・生活習慣のチェック」は、レポート提出とその内容をもって出欠の確認を行うので、確認テストはありません。
・2021年1月5日(火)の13:05~14:05の1時間、オンライン上で期末試験を行うことを予定しています。試験はMoodleで行います。この時間に確実にアクセスできるようにしておいてください。操作ミスやインターネット環境によってアクセスできず、試験が受けられなかったとしても、原則、再試験は認めませんので注意してください。
成績評価の方法・基準 定期試験(100%)
テキスト 使用しません。その都度、講義資料を配付します。
参考文献 ①加藤邦彦著「スポーツは体にわるい」光文社1995
②宮崎恭一著 「たばこで他殺、たばこで自殺」 女子栄養大学出版 2001
③竹ノ内敏著 「心のストレス病」 幻冬社2004
④森永スポーツ&フィットネスリサーチセンター「ダイエットIQ」廣済堂 2004
⑤大野秀樹著 「百寿者になろう 運動・栄養・休養のトライアングル」 NAP 2004
⑥周東寛著「生活環境病」史輝出版 2001
主な関連科目 健康科学演習
健康スポーツ実習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問や相談は、moricawa@shudo-u.ac.jpのアドレスへメールを送ってください。
定期試験の講評については、希望者のみ個別に対応します。メールにてその旨を伝えてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
商学部商学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
商学部経営学科(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
商学部経営学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
人文学部人間関係学科心理学専攻(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
人文学部人間関係学科教育学専攻(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
法学部法律学科(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
法学部法律学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
法学部国際政治学科(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
法学部国際政治学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2017 1・2・3・4
法学部国際政治学科(保健体育科目) 2018~2020 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(保健体育科目) 2007~2016 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
健康科学部心理学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
健康科学部健康栄養学科(保健体育科目) WGEP12101 2017~2020 1・2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(保健体育科目) 2017~2017 1・2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(保健体育科目) WGEP12101 2018~2020 1・2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(保健体育科目) 2017~2017 1・2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(保健体育科目) WGEP12101 2018~2020 1・2・3・4