授業コード | 00038700 | クラス | |
科目名 | 総合教養講義a(政治の経済分析) | 単位数 | 2 |
担当者 | 黒阪 健吾 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 政治の経済分析 |
授業の概要 | この講義では政府が社会にはたす役割や意思決定の特徴について、経済学を用いた分析を紹介します。経済学は基本的に市場を通じた資源配分を重視しますが、市場による効率的な資源配分が難しい場面では政府の役割が期待されます。 どのような時に市場が効率的な資源配分に失敗するのか、そしてどのような時に政府が活躍すべきかという問題については、伝統的に経済学の応用分野である公共経済学で分析がなされてきました。さらに踏み込んで、近年は「政府の意思決定も分析の対象にすべきではないか?」という関心の拡大が、やはり経済学の応用分野である政治経済学という分野の誕生につながっています。 この講義では前半に「どのような時に政府が活躍すべきか」という問題について、公共経済学での議論を紹介します。そこでの議論を踏まえ、講義の後半に「政府の意思決定はどのように行われているか?」という問題について、政治経済学での議論を紹介します。 |
学習の到達目標 | 1. 経済学における「効率性」の概念を正確に理解し議論に用いることができる 2. 政府が必要な場面についての具体例とその根拠について説明することができる 3. 政府の意思決定に有権者の投票行動や政府内の力関係が与える影響について説明できる |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス+いま、どのような問題を抱えているのか?(Chapter1) |
第2回 | 経済学ではどう考える?(Chapter2)① | |
第3回 | 経済学ではどう考える?(Chapter2)② | |
第4回 | 市場に任せられないときもある?(Chapter3)① | |
第5回 | 市場に任せられないときもある?(Chapter3)② | |
第6回 | 「みんなのもの」は不足する?(Chapter4)① | |
第7回 | 「みんなのもの」は不足する?(Chapter4)② | |
第8回 | みんなで決めるということ(Chapter5)① | |
第9回 | みんなで決めるということ(Chapter5)② | |
第10回 | 私たちの声は届かない?(Chapter6)① | |
第11回 | 私たちの声は届かない?(Chapter6)② | |
第12回 | 政府は誰のもの?(Chapter7) | |
第13回 | 社会の誰を優先する?(Chapter8) | |
第14回 | 政府の活動は誰が支える?(Chapter9) | |
第15回 | 世代を超えて助け合える?(Chapter10) |
授業外学習の課題 | 授業の各回で簡単な課題を出します。課題の解答時間は40分ほどが目安です。 |
履修上の注意事項 | 【対面授業】無 【非対面授業】有、オンデマンド |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】有、非対面 期末試験50%、課題提出50% |
テキスト | 寺井公子、肥前洋一(2015)「私たちと公共経済」有斐閣ストゥディア |
参考文献 | |
主な関連科目 | 公共経済学、財政学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
課題や期末試験について受講生全員に共通するフィードバックはMoodleもしくは授業内で行います。フィードバックへの質問は授業終了後に受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
商学部商学科(教養科目) | WGEL13514 | 2017~2020 | 1・2・3・4 |
商学部経営学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL13514 | 2017~2020 | 1・2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL13514 | 2017~2020 | 1・2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL13514 | 2017~2020 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) | - | 2008~2012 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) | WGEL13514 | 2013~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | - | 2008~2012 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL13514 | 2013~2020 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) | - | 2008~2012 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) | WGEL13514 | 2013~2015 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL13514 | 2016~2020 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(教養科目) | - | 2008~2012 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL13514 | 2013~2020 | 1・2・3・4 |
法学部法律学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
法学部法律学科(教養科目) | WGEL13514 | 2017~2020 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(教養科目) | WGEL13514 | 2017~2017 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL13514 | 2017~2020 | 1・2・3・4 |