授業コード 00036300 クラス
科目名 総合教養講義a(健康関連公共政策) 単位数 2
担当者 酒元 誠治 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 健康関連公共政策 Health-related Public policy
授業の概要 これまで県庁職員として本課に勤務し,健康政策の立案・実施・評価・改善というPDCAサイクルを回して来た経験を活かして,少子・高齢化社会への対応を中心とした公共政策の授業を行います.
 一般事務職員として地方公務員に採用された場合でも,採用後に様々な部署に異動します.公務員として,多種多様な職場を経験する中で最も理解が困難な職場として,保健・福祉分野があります.本講座では,保健・福祉分野がどのような形で公共政策に組み込まれているのかを学ぶことで,地方公務員としての対応力が高まります.
 また,一般企業に就職した場合でも,PDCAサイクルに則った発想を学んでおけば,上司への論理的な説明にも活用できるという利点もあります.
本学期はコロナ対策上Web授業となります.Web授業はメール配信方式となりますので,受講者は予めssakemot@alpha.shudo-u.ac.jpまで受講科目名・学籍番号・氏名を記したメールを送ること.メールは5MB程度の容量があるアドレス(alphaのアドレスが好ましい)までメールを送ること.そのアドレスに授業の資料及び課題を配信します.
なお,入構可能期間中はlecサーバー上にも同じ資料をアップします.学内からしか入ることは出来ませんが,Lドライブの\\alpha-f\lec\lessakemotの中の健康政策論のフォルダにアップします.詳細は初回の授業資料で示します.
学習の到達目標 健康日本21第二次といった総合健康施策の理解を基礎として、正解の見つからない「少子・高齢化対策」までの健康関連公共政策について、論理的に考えることを通じて,保健・福祉分野の公共政策との関わりを習得すること.
授業計画 第1回 導入部として,これから行う授業の概要と保健・福祉分野を例とした行政の仕組みを説明.また,受講上の注意点として,lecサーバーへの入り方.パソコンメールの携帯への転送方法等,教員と学生間の基本的なコミュニケーション技術についての説明を併せて行う.導入としての「保健・福祉分野」を例とした行政の仕組み.
第2回 行政の目的である住民の「幸福」の追求とその実現モデルの1つであるヘルスプロモーションの理解
第3回 ヘルスプロモーションと生き甲斐づくり(演繹法的な発想の理解)
第4回 行政から一般企業でも多用されるようになったPDCAサイクルの実践(帰納法的発想の理解)
第5回 PDCAサイクルの実践事例としての健康日本21(第2次)
第6回 PDCAサイクルの実践事例としての,国,広島県,広島市の健康増進計画(第2次)の比較
第7回 ライフステージ別の課題1(少子化と子育て支援)
第8回 ライフステージ別の課題2(成人病胎児期発症説と食育の重要性)
第9回 ライフステージ別の課題3(少子・高齢化をチャンスとするための施策化)
第10回 ライフステージ別の課題4(喫煙による経済損失と禁煙指導)及びレポートの課題発表予定
第11回 高齢化社会への対応1(高齢者の医療費対策としての中年から保健対策)
第12回 高齢化社会への対応2(介護保険制度にみる共助の考え方)
第13回 高齢化社会への対応3(介護予防は可能か:在宅高齢者の実態)及びレポートの提出期限
第14回 高齢化社会への対応4(介護予防は可能か:在宅高齢者への栄養介入事例)
第15回 活力ある社会を目指した公共政策(まとめ)
授業外学習の課題 資料はパワーポイントで作成したものをpdf化して配信する他,Lドライブにあるlecサーバー上にも提示します(\\alpha-f\lec\lessakemot)ので,事後に読んでおくように.
履修上の注意事項 Web授業では,課題を課す分だけ対面授業よりも負担が多いと感じるかも知れませんが,高等学校の授業でも予習・復習は当然のことです.まして大学の授業ですから当然と考えていますので,これを負担と感じる人は履修しないでください.ただ,メール方式ですから授業時間に縛られることはありません.
メール方式のWeb授業では,受講・閲覧を確認できないため,授業時に課題を出します.この課題に1週間以内を目安に回答することで授業態度点として加算されます.これらの課題を全く出さない場合にはレポートが満点でもD評価となります.
レポートでの理解での評価は約5割となります.レポートの提出は,Wordの添付ファイルの形式でメール(ssakemot@alpha.shudo-u.ac.jp)でのみ受け付けます.
全てのやりとりは、メールとなりますので,メールが来た場合に携帯等へ通知する設定をしておいた方が対応が出来ると思います.
成績評価の方法・基準 期末のレポート50点、授業への取り組み姿勢等の授業評価点50点の配分で評価します.
授業評価点の内訳は,第1回目の授業で示します.その際のパワーポイントをpdf化したものをlecサーバー上にアップします.また,レポートの課題についてメールでの配信に併せてlecサーバー上にもアップします.
テキスト 教材および授業で用いたpdfは、lecサーバー上にもアップします.
参考文献 なし
主な関連科目 なし
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の前後か研究室において、質問や相談に対応.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
商学部商学科(教養科目) WGEL13606 2017~2020 1・2・3・4
商学部経営学科(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
商学部経営学科(教養科目) WGEL13606 2017~2020 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL13606 2017~2020 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL13606 2017~2020 1・2・3・4
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL13606 2017~2020 1・2・3・4
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) 2008~2015 1・2・3・4
人文学部教育学科(教養科目) WGEL13606 2016~2020 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL13606 2017~2020 1・2・3・4
法学部法律学科(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
法学部法律学科(教養科目) WGEL13606 2017~2020 1・2・3・4
法学部国際政治学科(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
法学部国際政治学科(教養科目) WGEL13606 2017~2017 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(教養科目) 2008~2016 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL13606 2017~2020 1・2・3・4