| 授業コード | 00019600 | クラス | |
| 科目名 | 文化人類学 | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 吉田 舞 | 履修期 | 前期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | グローバル化の人類学 （Anthropology of Globalization） |
| 授業の概要 | ※ 授業の詳細は、第1回目の授業時に紹介する。 文化人類学は（1）「住み込み型の調査（フィールドワーク）」と、（2）それにもとづいて描かれた「民族誌（エスノグラフィー）」によって支えられている。よって本講義では各テーマに沿った民族誌の紹介と、講師のフィールドワーク経験を交えながら、文化人類学の概念、方法、視角を習得することをめざす。講義では主に、グローバル化と先住民、ジェンダー、労働などのテーマに焦点をあてる。 |
| 学習の到達目標 | 文化人類学の基礎的な知識および概念、方法、視角を習得すること。 |
| 授業計画 | 第１回 | オリエンテーション：講義内容・評価方法の説明、文化人類学とは |
| 第２回 | 文化人類学のまなざし① グローバル化とフィリピン文化 | |
| 第３回 | 文化人類学のまなざし②「先住民研究」と先住民：先住民とはだれか？ | |
| 第４回 | 文化人類学のまなざし③ 他者の文化のとらえかた | |
| 第５回 | 文化人類学のまなざし④ 「交換」される女性たち | |
| 第６回 | 文化人類学のまなざし⑤ 映画「母たちの村」から考える女子割礼 | |
| 第７回 | 文化人類学のまなざし⑥ 中間テスト | |
| 第８回 | 調査法① フィールドワーク・参与観察 | |
| 第９回 | 調査法② データの解釈・民族誌 | |
| 第１０回 | 調査法③ ライフヒストリー・期末レポートの説明 | |
| 第１１回 | グローバル化の人類学① 先住民の生業と労働 | |
| 第１２回 | グローバル化の人類学② 労働価値と消費価値の変容 | |
| 第１３回 | グローバル化の人類学③ 社会的断絶とハビトゥス | |
| 第１４回 | グローバル化の人類学④ 都市の先住民とネットワーク | |
| 第１５回 | グローバル化の人類学⑤ 抵抗論と逃避の文化 |
| 授業外学習の課題 | 期末レポートでは、授業外の時間でインタビュー調査を行う。 【変更】第１５回の授業については、課題・レポートなどを課す。詳細は授業内で指示する。 |
| 履修上の注意事項 | (1) 私語厳禁。他の受講生に迷惑となる行為を行った場合は、成績を不可とする場合がある。 (2) レポートにおけるコピペ、出席数の不正が発覚した場合、成績を不可とする。 (3) 欠席は5回以上で成績不可とする（病欠、就職活動、公式試合、忌引きも欠席として扱う） (4) 講義は、履修者の関心及び理解度をふまえ、シラバスを変更して行う場合がある。 (5) 講義では、性や暴力に関する視聴覚資料や内容が含まれることがあるため、それらの内容に苦手意識や嫌悪感がある場合は履修しないこと。 (6) 第14回目の授業で試験を行う。 |
| 成績評価の方法・基準 | 小レポート/テストおよび期末レポート80％、平常点（コメントシート含む）20％で評価する。 |
| テキスト | 特に使用しない。講義において必要な際は資料を配布する。 |
| 参考文献 | 吉田舞,2018,『先住民の労働社会学―市場社会の底辺を生きる』風響社. 青山和佳,2006,『貧困の民族誌―フィリピン・ダバオ市のサマの生活』東京大学出版会. ジェームズ・C・スコット,2013, 『ゾミア 脱国家の世界史』 みすず書房. |
| 主な関連科目 | 教養講義（アジアの社会と文化） |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了後、またはコメントシートにて質問を受け付ける。 全授業が終了したのち、成績に関して個別に要望があればフィードバックに応じる。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
| 商学部商学科（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 商学部商学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 商学部経営学科（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 商学部経営学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 経済科学部現代経済学科（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 経済科学部現代経済学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 経済科学部経済情報学科（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 経済科学部経済情報学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 人文学部人間関係学科心理学専攻（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 人文学部人間関係学科社会学専攻（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 人文学部人間関係学科社会学専攻（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 人文学部人間関係学科教育学専攻（教養科目） | － | 2008～2015 | 1･2･3･4 |
| 人文学部教育学科（教養科目） | － | 2016～2016 | 1･2･3･4 |
| 人文学部教育学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 人文学部英語英文学科（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 人文学部英語英文学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 法学部法律学科（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 法学部法律学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 法学部国際政治学科（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 法学部国際政治学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2017 | 1･2･3･4 |
| 人間環境学部人間環境学科（教養科目） | － | 2008～2016 | 1･2･3･4 |
| 人間環境学部人間環境学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 健康科学部心理学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 健康科学部健康栄養学科（教養科目） | WGEL11202 | 2017～2020 | 1･2･3･4 |
| 国際コミュニティ学部国際政治学科（教養科目） | WGEL11202 | 2018～2020 | 1･2･3･4 |
| 国際コミュニティ学部地域行政学科（教養科目） | WGEL11202 | 2018～2020 | 1･2･3･4 |