授業計画 |
第1回 |
受講者と協議のうえで、全体の授業計画を考えていきたいと考えています。最初は、受講者の関心テーマ、これまでの学習の深度などをうかがいつつ、初学者には少し広域的なテーマを絞り込む、学習がある程度進んだ受講者には特定のテーマを確定する作業を行います。講座、民訴法を特集した雑誌類、判例集を用いて、議論・検討します。 |
第2回 |
第1回の授業内容を前提に、受講者は論文の仮の候補テーマについて、レジュメを作成して授業に臨んで下さい。このレジュメをもとにして、受講者と担当者は討論しましょう。候補テーマについては、この段階では、初学者は広域的なテーマ、既修者は特定のテーマの選定で結構です。 |
第3回 |
第2回の授業内容に準じます。討論に基づき、差し当たりのテーマの選定・確定に向けた話し合いをしたいと思います。 |
第4回 |
第2回の授業内容に基づき、受講者は、当該テーマに関する基本的な文献や重要な判例を精読し、受講者の報告に基づき授業を行います。受講者は、正確に論旨を理解して報告して下さい。 |
第5回 |
第4回の授業内容に準じます。 |
第6回 |
第4回・5回の授業内容で明らかになった問題点の整理検討、重要な判例、論文を選定して、受講者の報告に基づき議論しましょう。 |
第7回 |
第6回の授業内容に準じます。 |
第8回 |
中間点です。これまでの授業の成果をまとめて、どのような内容のものを書くか、書けるかを検討・議論しましょう。担当者からみて、足りないと思われる論点、難しすぎる論点などがあれば、その対策を考えなければなりませんし、補充的な学習もスタートさせなければなりません。 |
第9回 |
第8回の授業内容に準じます。 |
第10回 |
第8回、第9回の授業での学習成果を基礎にして、そこでおおむね確定した論文題目(テーマ)に向けて勉強を深化させていくことになります。重要な文献、最高裁判例などを精読しつつ、報告・議論を重ねましょう。他方で、まだ論文題目またはテーマも確定できない状況であれは、方向転換も考える必要があります。別の関心テーマの候補選定、どのような問題点があるのか、議論を通じて探りましょう。 |
第11回 |
第10回の授業内容に準じます。題目確定者は、重要判例・重要論文を報告して、理解を深めましょう。題目未確定者は、第10回の授業内容をベースに、次の論文課題に関する重要判例・重要論文を同様に報告して、問題点の理解を深めましょう。 |
第12回 |
第11回の授業内容に準じます。論文題目未確定者も、そろそろ題目の確定が必要です。当該テーマに関する全体の論議、そのなかでどのあたりのテーマで論文を執筆するか決定しましょう。題目確定者は、別の重要判例・重要論文を報告して、議論し理解を深める作業を続けましょう。 |
第13回 |
第12回の授業内容に準じます。論文題目の確定を前提に、重要論文・重要判例の内容を考察しましょう。 |
第14回 |
前期授業も最終局面です。受講者は、これまで読んだ判例および論文をもとにして、論文の構想をレジュメにして報告、担当者と議論しましょう。 |
第15回 |
第14回の授業内容に準じた授業を予定していますが、特に受講者自身で前期の学習成果に基づき、一応のまとめを報告してもらいます。それを議論し、受講者は報告書を作成しましょう。 |