授業コード | 93104801 | クラス | 01 |
科目名 | 民事訴訟法研究Ⅰ | 単位数 | 2 |
担当者 | 豊田 博昭 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 民事訴訟法研究Ⅰ |
授業の概要 | 受講者と面談のうえで決定したいと思います。 授業内容は、基本的には民事訴訟法の重要テーマに関して、最近の最高裁判例およびその解説を用いて研究するという形で進めたいと考えています。 前期においては、訴えの提起から証明の段階までの問題を取り上げる予定です。ただし、受講生の関心テーマがあるならば、それに関する文献なども使って授業を進めたいと思います。 以下はさしあたり参考資料として、民事訴訟法・判決手続の分野の項目を例示します。 |
学習の到達目標 | 民事訴訟法の基本原理を理解する。また当該分野の最近の最高裁判例をきちんと読み、事案から最高裁判旨まで正確に理解できる、レヴェルを目指しましょう。授業で取り上げる候補テーマとしては、下記のようなものがあります。 |
授業計画 | 第1回 | 審判権の限界 |
第2回 | 裁判権の免除 | |
第3回 | 家事事件手続法 | |
第4回 | 当事者の確定 | |
第5回 | 訴訟上の請求 | |
第6回 | 二重起訴の禁止と相殺の抗弁 | |
第7回 | 当事者適格 | |
第8回 | 訴えの利益 | |
第9回 | 弁論主義 | |
第10回 | 訴訟行為 | |
第11回 | 訴訟契約 | |
第12回 | 訴訟上の証明の意義 | |
第13回 | 証明責任の分配 | |
第14回 | 文書提出命令 | |
第15回 | 証明妨害 |
授業外学習の課題 | 研究の進展の程度に応じて、適宜参考文献も指示しますので、受講者はそれを確実に研究・考察し、理解して下さい。 |
履修上の注意事項 | 特にありませんが、重要判例を第一審から最高裁までじっくり正確に読む、また関連の論文や評釈を積極的に検討するという勉強方法を期待します。原則として、受講者はすでに学部で民事訴訟法を受講された方に限定したいと思います。そうでない方は、事前相談に応じますので、尋ねてみて下さい。 |
成績評価の方法・基準 | 授業での研究および報告の内容70%、研究姿勢その他30%として、総合的に評価し決定する。 |
テキスト | 特に指定はしませんが、ある程度は詳細な民事訴訟法の教科書は持って下さい。事前に相談に応じます。 |
参考文献 | 適宜指示します。 |
主な関連科目 | 民事実体法領域の科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中に対応します。また授業時に申し出て頂ければ、別の期日・時間を設定します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学研究科M法律学専攻 | - | 2017~2019 | 1・2 |