授業コード 91111000 クラス
科目名 マーケティング論研究Ⅱ 単位数 2
担当者 澄川 真幸 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 マーケティング論と記号論 Marketing and Semiotics
授業の概要 テキスト担当箇所のレジュメによる報告と質疑応答の授業スタイルを取ります。テキストは、マーケティング研究の基盤となるモノや歴史、情報などの実在性を問い直し、科学的な実証主義を超えた社会の理論としてのマーケティング思考の可能性を探った論考です。記号論とマーケティングとの関係を根源的・哲学的に捉え直して、新たな地平を切り開こうとした論考でもあります。
学習の到達目標 マーケティング論の難解な専門書(英語・日本語)が読めるようになります。マーケティング論に関する論文が書けるようになります。
授業計画 第1回 この授業のガイダンスとテキストの概要の紹介、授業の進め方についての解説、テキストのコピー配布。
第2回 テキスト1章 Marketing and Semiotics : Defining the Scope of Their Partnership : P.Kotler と S.J.levy の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第3回 テキスト1章の残りの T.A.Sebeok と A.Rey の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第4回 テキスト2章 A Semiotic Approach to Product Conceptualizeation and Desing : K.Hosino と T.kawamura の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第5回 テキスト3章 Consumer Esthetic : M.B.Holbrook と R.Kloepfer の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第6回 テキスト4章 Signs of Consumer Identity : R.w.Belk と S.M.Verba and C.Camden の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第7回 テキスト5章 Symbolic Consumption : M.R.Solomon and H.Assael と T.k.Ward と D.w.Rookの3論文のレジュメ報告と質疑応答。
第8回 テキスト6章 Decoding Advertisements : D.G.Mickt と  w.Noth の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第9回 テキスト6章の残りの J.Dwarrd と v.Langhoiz-Leymore の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第10回 テキスト7章 Movies , Television , and Live Performance : E.C.Hirschman と R.Passikoff and R.H.Holman と P.Bouissac の3論文のレジュメ報告と質疑応答。
第11回 テキスト8章 Coporate Imagery and Communication : H.Broms and H.Gahmberg と D.R.Mccreary の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第12回 テキスト9章 The Cultural Context of Advertising : J.F.Sherry.Jr と E.G.Camargo の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第13回 テキスト9章の残りの C.Cinquin と J.A.Magarinos de Morentin の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第14回 テキスト10章 Advertising and Gender : D.Maccannell と M.Flick の2論文のレジュメ報告と質疑応答。
第15回 これまでの議論のまとめと総括。小論文課題の提示。
授業外学習の課題 当然のことながら、テキストのレジュメ報告範囲の予習と復習は必ず必要です。解らない語や専門用語の事前調べが非常に重要です。
履修上の注意事項 マーケティング論の知識と思考様式のない方、ならびにF.ソシュールの記号論の知識と思考様式がない方の受講は、お勧め出来ません。テキストは560ページあまりにも及ぶ英語文献です。ですから、英語の速読も求められます。受講には慎重な熟慮が必要です。テキストは英語文献を使用しますが、いわゆる英語の授業ではありません。欠席は許されません。
成績評価の方法・基準 レジュメの出来具合、プレゼンの完成度、討論への参加度、テキストの予習の度合い、30000字程度の小論文で評価します。
テキスト J.Umiker-Sebeok(Ed.1987) Marketing and Semiotics ,Mouton de Gruyter  テキストは入手困難ですからコピー配布します。
参考文献 授業時に適宜紹介します。
主な関連科目 特になし。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①木曜日2時限目のオフィスアワーで対応します。
②授業時にも対応します。
③メールでも対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科M商学専攻 2018~2019 1・2