授業コード | 90701400 | クラス | |
科目名 | 政治経済学特殊研究 | 単位数 | 4 |
担当者 | 亀崎 澄夫 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 現代経済学史 The History of Modern Economic Theories |
授業の概要 | 現代古典派の立場を標榜し、19世紀70年代の「限界革命」から20世紀30年代の経済学の危機およびケインズ革命を経てスラッファやハイエクに至るまでの経済学の発展を、多義的・進化論的に理解しようとする野心的な労作:松島敦茂著『現代経済学史』を輪読します。それを通して、経済学が置かれている複雑で多様な状況を理解し、経済学理解の一助にします。 |
学習の到達目標 | 現代経済学の多元性および多様性を学び、それを説明できる。 |
授業計画 | 第1回 | 導入-現代経済学の系譜を歴史的に説明する |
第2回 | 序章「科学史」としての経済学史とT.クーン著『科学革命の構造』(1) | |
第3回 | 序章「科学史」としての経済学史とT.クーン著『科学革命の構造』(2) | |
第4回 | 第1章 科学革命としての「限界革命」(1) | |
第5回 | 第1章 科学革命としての「限界革命」(2) | |
第6回 | 第1章 科学革命としての「限界革命」(3) | |
第7回 | 第2章 経済システムの「解析力学」(1) | |
第8回 | 第2章 経済システムの「解析力学」(2) | |
第9回 | 第3章「新古典」の基礎構築とそれを越えて(1) | |
第10回 | 第3章「新古典」の基礎構築とそれを越えて(2) | |
第11回 | 第Ⅰ部「端緒となるパラダイム」のまとめ | |
第12回 | 第4章パレートとシュンペーター(1) | |
第13回 | 第4章パレートとシュンペーター(2) | |
第14回 | 第5章1930年代の経済学研究(1) | |
第15回 | 第5章1930年代の経済学研究(2) | |
第16回 | 第5章1930年代の経済学研究(3) | |
第17回 | 第6章 ケインズ革命(1) | |
第18回 | 第6章 ケインズ革命(2) | |
第19回 | 第6章 ケインズ革命(3) | |
第20回 | 第Ⅱ部「危機と変容」のまとめ | |
第21回 | 第7章 「経済理論批判への序曲」(1) | |
第22回 | 第7章 「経済理論批判への序曲」(2) | |
第23回 | 第7章 「経済理論批判への序曲」(3) | |
第24回 | 第8章 経済学における時間と無知(1) | |
第25回 | 第8章 経済学における時間と無知(2) | |
第26回 | 第8章 経済学における時間と無知(3) | |
第27回 | 第9章 経済学と功利主義(1) | |
第28回 | 第9章 経済学と功利主義(2) | |
第29回 | 終章 新たなパラダイムのための覚え書き | |
第30回 | (30) 授業全体のまとめ |
授業外学習の課題 | テキストの輪読形式で行うので、事前に精読し疑問点・質問点をまとめてきてください。 |
履修上の注意事項 | 受講生の報告によって授業を進めますので、準備をしてくること。 |
成績評価の方法・基準 | 授業での報告70%とレポート30%により総合的に評価します。 |
テキスト | 松島敦茂著『現代経済学史』(名古屋大学出版会) |
参考文献 | 講義のなかで適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 政治経済学研究Ⅰ・Ⅱ、ミクロ経済学研究Ⅰ・Ⅱ マクロ経済学研究Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間中などに適宜質問の機会をもうけます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
経済科学研究科D現代経済システム専攻 | - | 2019~2019 | 1・2・3 |