授業コード | 90515801 | クラス | 01 |
科目名 | 研究指導(欧米地域研究) | 単位数 | 2 |
担当者 | 船津 靖 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | アメリカの外交・安全保障政策(Ⅰ)The U.S. Policy on Diplomacy and Security |
授業の概要 | 修士論文作成の準備として次のような段階を踏む。 1、アメリカの外交・安全保障政策の中から<具体的な事例を伴うテーマ>を教員の指導を受けながら選ぶ。 1、研究の方法論~歴史記述的・実証的な研究か、大統領や国務・国防長官などの伝記的研究か、著名な学者・著作の研究か、他の事例と比較した比較政治的・歴史社会学的研究か、政治外交思想・安全保障戦略論や国際政治理論の中に位置づける理論的研究か、それらをブレンドさせるか~などを選ぶ。この段階で仮題を決める。 1、背景となる基礎知識を獲得、確認するためのコアテキストを選び、精読する。 1、深く掘り下げ独自性を出すための資料を広く渉猟する。 1、全体の構成を練る。「はじめに」の草稿を書く。 1、各章、節を執筆しながら構成を修正していく。 1、教員の批評・添削を受けながら推敲を繰り返す。 1、最終的に徹底的な事実確認を行う。 1、「おわりに」を書く。 教員が指導できる主なテーマは、米ソ冷戦、核開発・不拡散・軍縮・軍備管理、対中東・旧ソ連・東アジア外交、キリスト教福音派とイスラエル・ロビー、湾岸・対テロ・イラク戦争、国際理論(リアリズム、英国学派、組織論)などである。 |
学習の到達目標 | 原稿用紙数十枚以上の論文を書く専門知識と技術を身に付けられるようになる。英語の記事・論文・資料を活用できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | テーマの選択準備とコアテキストの選択 | |
第3回 | 方法論の選択準備と資料の渉猟開始 | |
第4回 | テーマ・方法論の選択 | |
第5回 | 「はじめに」「構成」執筆 | |
第6回 | 草稿執筆と批評 | |
第7回 | 草稿執筆と添削 | |
第8回 | 中間まとめ | |
第9回 | 草稿の推敲(1) | |
第10回 | 草稿の推敲(2) | |
第11回 | 草稿の推敲(3) | |
第12回 | 最終草稿脱稿 | |
第13回 | ファクト・構成のチェック | |
第14回 | 「おわりに」脱稿 | |
第15回 | 最終まとめ |
授業外学習の課題 | コアテキストの勉強、資料の渉猟・分析、草稿執筆・推敲。 英語のボキャビル、多読・速読・和訳の訓練。 |
履修上の注意事項 | 修士論文を書くには強い意思と一定以上の学力・能力が必要だ。どちらかが大きく欠けていると、履修は困難である。英語の読解力を向上させる意志が必要である。 |
成績評価の方法・基準 | 修士論文提出の場合は修論が100%。修論提出前年以前の院生はプロセス約30%、論文の出来栄えが約70% |
テキスト | 院生と相談の上、指定する。 |
参考文献 | 院生の調査も参考の上、選定する。 |
主な関連科目 | 欧米地域研究Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
論文のほか、学習法・進路など幅広く対応する。まずは授業時やメールでアポを。funatsu@shudo-u.ac.jp |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2017~2019 | 1・2 |