授業コード 90515601 クラス 01
科目名 研究指導(比較政治研究) 単位数 2
担当者 船津 靖 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際政治とジャーナリズム(Ⅰ) International Politics and Journalism(Ⅰ)
授業の概要  外交・安全保障と国際報道を中心とする比較政治研究。テーマになる対象は広い。教員の主な守備範囲と論文の執筆方法・段階は研究指導(欧米地域研究)を参照のこと。
 ジャーナリズム関係では核兵器と検閲(占領期の日本、イスラエル)や首脳間密約(ニクソン政権と日本・イスラエル)、ウィキリークスやスノーデンによる国家秘密暴露、イラク戦争時のNYT紙報道など戦争と報道偏向・規制の問題などがある。例示したテーマ以外でも院生の関心に柔軟に対応し、可能と判断すれば指導する。英語の記事・論文・資料を相当量使用する。
学習の到達目標  原稿用紙数十枚以上の論文を書く専門知識と技術を身に付けられるようになる。英語の記事・論文・資料を活用できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 テーマの選択準備とコアテキストの選択
第3回 テーマ選択と資料収集開始
第4回 「はじめに」草稿執筆
第5回 「構成」(章・節)の暫定完成
第6回 草稿執筆と添削(1)
第7回 草稿執筆と添削(2)
第8回 テーマ・構成・資料の調整
第9回 草稿執筆と推敲(1)
第10回 草稿執筆と推敲(2)
第11回 草稿執筆と推敲(3)
第12回 弱点・傷の徹底究明
第13回 構成の最終点検
第14回 事実確認
第15回 校閲・最終まとめ
授業外学習の課題 コアテキストの自習、資料収集、論文執筆と推敲。英語論文の読解自習。
履修上の注意事項  欧米地域研究の研究指導「アメリカの外交・安全保障政策」とテーマがかぶる場合、選択の基準は次のようになる。この授業は
(1)比較政治研究であり、一つの個別事例の歴史記述的研究だけでは十分とはいえない。
(2)アメリカを中心に据える必要はない。
(3)政治外交とメディアの相互作用に触れることが必須ではないが、望ましい。
(4)政治理論あるいは国際政治理論に基づく考察を含むことが望ましい。
ーといったところである。
 論文を書くには強い意志と学力・能力が必要だ。どちらかが大きく欠けていると履修は困難だろう。
 小論や小テストを課すことがありうる。英語の基礎的読解力と英語学習への強い意欲が必要である。
成績評価の方法・基準  報告とレジュメの内容、授業での質疑応答などを約30%、最終レポートの出来栄え約70%で評価。
テキスト 院生と相談の上、指定する。
参考文献 院生と相談の上、選定する。
主な関連科目 比較政治研究Ⅳ、欧米地域研究Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中またはメールでアポを調整してください。論文作成のほか学習全般、進路の相談にも対応します。funatsu@shudo-u.ac.jp

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M国際政治学専攻 2017~2019 1・2