授業コード | 90336400 | クラス | |
科目名 | 障がい者(児)心理学特論/福祉分野に関する理論と支援の展開 | 単位数 | 2 |
担当者 | 蓑﨑 浩史 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 障がい者(児)心理学特論/福祉分野に関する理論と支援の展開(Psychology for Adults & Children with Disabilities / Support Theory and Applications in Social Welfare Area) |
授業の概要 | 本講義では、障がいの特徴を理解し、適切なアセスメントや支援に関する具体的な方法論について学んでいく。また、障がい受容のプロセスについて理解し、家族への支援の重要性についても理解を深める。 なお、担当教員の実務経験として、児童発達支援センター(旧知的障害児通園施設)、認定子ども園、市町村保健センター等において、利用者に対する心理的アセスメントや心理学的援助に携わった経験についても、授業の中で紹介する。 |
学習の到達目標 | 障がいの特徴を理解し、適切なアセスメントの計画を立てることができること、障がいの特徴を理解し、適切な支援計画をたてることができることを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:障がい者(児)心理学とは |
第2回 | 障がいを有する人を対象とした心理職の諸活動 | |
第3回 | 障がいの特徴:身体障がい、知的障がい、発達障がい、精神障がい | |
第4回 | 心理アセスメントの概要 | |
第5回 | 心理アセスメント1:K-ABCの実施 | |
第6回 | 心理アセスメント2:K-ABCの結果の整理 | |
第7回 | 適応行動のアセスメント1:Vineland-IIの実施 | |
第8回 | 適応行動のアセスメント2:Vineland-IIの結果の整理 | |
第9回 | 障がいのアセスメント1:M-CHAT、ADI-R | |
第10回 | 障がいのアセスメント2:ADHD-RS、CADDID | |
第11回 | 精神症状・認知機能のアセスメント | |
第12回 | 支援方法1:行動療法、応用行動分析 | |
第13回 | 支援方法2:社会的スキル訓練、問題解決訓練 | |
第14回 | 家族の心理と家族支援 | |
第15回 | 家族支援の実際 |
授業外学習の課題 | <授業外学習に要する目安時間:全体で60時間程度> ・毎回授業の復習を行い、授業内で解消されなかった疑問点等については自分なりにも調べること。 ・精神疾患や発達障がいなどの障がいを有する人を対象とした心理査定、カウンセリング、心理療法に関する文献を積極的に精読すること。 ・レポートを課すので、授業内で学んだことについて、自分なりの考察をまとめておくこと。 |
履修上の注意事項 | 知識的な理解だけでなく、ロールプレイやグループディスカッションを取り入れて、体験的な理解や多様な視点の獲得を目指すため、自分の意見を話すなど、積極的に授業に参加すること。 |
成績評価の方法・基準 | レポート課題(70%)、授業への参加態度(30%) なお、レポート課題のフィードバックは授業内で行う。 |
テキスト | 資料を配布する。 |
参考文献 | 佐々木和義(監修)『認知行動療法を生かした発達障害児・者への支援』(ジアース教育新社) その他、授業中に適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 臨床心理面接特論Ⅰ、臨床心理面接特論Ⅱ、臨床心理査定演習Ⅰ、臨床心理査定演習Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は講義中に積極的に行うこと。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文科学研究科M心理学専攻 | - | 2018~2019 | 1・2 |