授業コード | 90336200 | クラス | |
科目名 | 心身医学特論/保健医療分野に関する理論と支援の展開 | 単位数 | 2 |
担当者 | 志和 資朗 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 心身医学特論/保健医療分野に関する理論と支援の展開 Psychosomatic Medicine/Support Theory and Applications in Medical and Health Area |
授業の概要 | 医療保健分野で心理臨床に携わる際に必要な基礎知識を学びます。また、チーム医療の実践など他職種と連携する際に必要な基礎知識を学びます。各論として心身医療に携わることを想定し、心身医学の基礎と実践について学びます。この授業で心理師として医療保健機関で働く具体的なイメージが持てるようになることを目的としています。 【実務経験内容:法務省少年鑑別所で鑑別技官として非行少年の鑑別業務等の非行臨床、市立総合病院精神科で心理療法士として心理療法等の病院臨床、大学でカウンセラーとして学生相談等の心理臨床】 |
学習の到達目標 | 医療保健分野の諸機関の制度や専門用語が理解できるようになること。具体的には、学外実習先で他職種の方の話が理解できること。 医療保健分野での他職種の役割と心理職の役割を理解しチームの一員として対応できるようになること。 心身症に対する心理・行動的介入のプロトコルと実践ができるようになること。 |
授業計画 | 第1回 | 医療保健分野で心理実践を行うということ |
第2回 | 医療保健の基礎知識 | |
第3回 | 医療保健分野における心理臨床の現場 | |
第4回 | チーム医療と心理師の役割 | |
第5回 | 他職種連携:コンサルテーション・リエゾン | |
第6回 | 地域精神保健と地域連携 | |
第7回 | 医療保健に関連する法規、制度、倫理 | |
第8回 | 医療保健分野における心理職の支援例 | |
第9回 | 心身医学の基礎知識 | |
第10回 | ストレスの概念と身体反応 | |
第11回 | ライフサイクルにおける心身症 | |
第12回 | 心身症の心理アセスメント | |
第13回 | 心身症に対する心理・行動的介入 | |
第14回 | 行動療法の基礎と実際 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | 授業計画に示した内容について予習を行い、授業後には内容や疑問点を整理しておいてください。 可能な限り地域援助活動などをとおして現場を体験してください。 授業時間外での学修時間の目安は予習復習や課題の遂行を含め60時間程度 |
履修上の注意事項 | 欠席はもとより自己の過失による遅刻は認めません。 自らが実習に出ることを想定して、具体的な目的意識を持って授業に臨んでください。 授業中に紹介するケースなどについては、個人情報の取り扱いに十分注意してください。 |
成績評価の方法・基準 | 日頃の授業への取り組み方(50%)とレポートの内容(50%)で評価します。 |
テキスト | 適宜紹介します。 |
参考文献 | 下山晴彦・熊野宏昭・中嶋義文・松澤広和 (編) (2015). 臨床心理学 第15巻第1号 これだけは知っておきたい医療・保健領域で働く心理職のスタンダード 金剛出版 |
主な関連科目 | 「精神医学特論」「臨床心理学特論I・II」「心の健康教育に関する理論と実践」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中に質問時間を設けます。 またメールやE-Learningシステム(Shudo Moodle)でも随時受けつけます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文科学研究科M心理学専攻 | - | 2018~2019 | 1・2 |