授業コード 90325100 クラス
科目名 認知心理学実験研究Ⅳ 単位数 1
担当者 増田 尚史 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 認知心理学実験研究(4)
授業の概要 履修者の研究テーマに即して、認知心理学で扱われる頻度の高い反応時間と誤反応率に着目して、データ分析の方法(特にRを用いた分析方法)について検討する。
学習の到達目標 認知心理学に関する研究技法を修得すること。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 反応時間データの特性(1):分布の特性と変数の変換
第3回 反応時間データの特性(2):実験参加者による誤差と刺激項目による誤差
第4回 誤反応率データの特性(1):分布の特性と変数の変換
第5回 誤反応率データの特性(2):実験参加者による誤差と刺激項目による誤差
第6回 分析方法(1):従来の分析方法
第7回 分析方法(2):一般化線形モデルの概観
第8回 分析方法(2):一般化線形モデルの詳細
第9回 Rによる一般化線形モデルを用いた分析の実際(1)
第10回 Rによる一般化線形モデルを用いた分析の実際(2)
第11回 Rによる一般化線形モデルを用いた分析の実際(3)
第12回 Rによる一般化線形モデルを用いた分析の実際(4)
第13回 Rによる一般化線形モデルを用いた分析の実際(5)
第14回 Rによる一般化線形モデルを用いた分析の実際(6)
第15回 Rによる一般化線形モデルを用いた分析の実際(7)
授業外学習の課題 参考文献の精読と、自身が収集したデータに対するRによる分析を授業外学習課題として課す。
履修上の注意事項 ・欠席や遅刻は厳に慎むこと(遅刻・早退は欠席扱いとする)。授業の性質上、やむをえない理由によらず3回を超えて欠席した場合には、単位認定しない。なお、やむをえない理由とは、忌引きやインフルエンザの罹患等を指し、風邪などの軽微の体調不良を指さない。
・討論へ積極的に参加すること。
成績評価の方法・基準 テキストの読解の正確性(20%),読解に必要な周辺知識量(20%)、Rによる分析方法の習得度合い(60%)により評価する。
テキスト 使用しない。
参考文献 橋本貴充・荘島宏二郎『実験心理学のための統計学』(誠信書房)
山田剛史・村井潤一郎・杉澤武俊『Rによる心理データ解析』(ナカニシヤ出版)
その他、適宜、授業時間内に指示する。
主な関連科目 「認知心理学実験研究Ⅲ」、「認知心理学演習Ⅰ、Ⅱ」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
事前にアポイントメントを取った上で、質問・相談をすること。
電話:082-830-1202(直通)もしくは内線3220
電子メール:hmasuda@shudo-u.ac.jp
場所は、質問・相談の内容によって、8号館8410教室もしくは研究室(3号館220室)とする。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文科学研究科M心理学専攻 2018~2019 1・2