授業コード | 90110122 | クラス | 22 |
科目名 | 研究指導 | 単位数 | 4 |
担当者 | 大塚 建司 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | グローバル化社会における経営財務論 Global Corporate Finance |
授業の概要 | ①経営財務論は主として資金調達と投資決定にかかわる諸問題を取り扱います。近年、経済のグローバル化にともなって、資金調達も投資決定も海外にその比重が移りつつあります。 ②9月に事前のプレゼンが予定されているので、それまでに修士論文の大半を完成させたいと思います。 |
学習の到達目標 | ①世界の政治・経済の動きについての知識が深まり、社会情勢について深い理解力を高めることができます。 ②企業経営を資金という側面から学習することで、株式会社についての理解を深めることができます。 ③株式や社債などの投資についての知識が増えることで、企業の余剰資金をどのように活用すべきかということについての知識を深めることができます。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 現代経営財務の考察対象 | |
第3回 | 現代経営財務研究における考察方法 | |
第4回 | 企業の財務的目標と企業観 | |
第5回 | エージェンシー理論とは何か | |
第6回 | 企業のフレームワークとしてのエージェンシー理論の意義 | |
第7回 | 意思決定の基本問題 | |
第8回 | 意思決定を構成する要素 | |
第9回 | 意思決定の基本的なモデル | |
第10回 | リスクと不確実性 | |
第11回 | 投資の経済計算 | |
第12回 | 投資の概念 | |
第13回 | 投資評評価過程と評価方法 | |
第14回 | 投資の経済計算 | |
第15回 | 効用理論 | |
第16回 | リスクの下での意思決定原理 | |
第17回 | リスクの下での決定原理の問題点 | |
第18回 | 期待値・分散原理と効用理論の関係 | |
第19回 | ポートフォリオ理論の基礎 | |
第20回 | ポートフォリオ理論の応用 | |
第21回 | マルコヴッツ・モデルとシャープ・モデルの違いについて | |
第22回 | リスク指標としてのベータについて | |
第23回 | 資本市場と均衡 | |
第24回 | 資産価格形成モデル | |
第25回 | 金融工学入門 | |
第26回 | 資本コストの理論 | |
第27回 | 伝統派による理論 | |
第28回 | モディリアーニ・ミラーによる主張 | |
第29回 | 両者による議論の整理 | |
第30回 | 資産価格形成モデルと資本コスト |
授業外学習の課題 | グローバル化の中で、経営財務論は経営・経済の分野だけでなく、国際政治とも大きくかかわるようになった。したがって、常にこれらの分野についての知識化を深めるよう、少なくとも最低2時間は情報収集と、レジュメの作成にあててもらいたい。 |
履修上の注意事項 | 授業は出席を重視します。一回も休むことのないよう、授業に臨んでください。 |
成績評価の方法・基準 | プレゼンの完成度と質問回数を点数化して、その合計をもとに下記の割合で評価します。 AA=90点以上、A=80~89、B=70~79、C=60~69、D=59以下 |
テキスト | 特になし。 |
参考文献 | 基礎からのコーポレート・ファイナンス 古川浩一 他著 3,800円(税別) 中央経済社 2006年10月 ISBN: 4-502-38780-0 |
主な関連科目 | 経営財務論研究Ⅰ、Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問には、授業中または月曜日の昼休みに研究室で対応します。それ以外で研究室に質問に来る場合には、事前にアポをとってください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2018~2019 | 1-2 |