授業コード | 90110106 | クラス | 06 |
科目名 | 研究指導 | 単位数 | 4 |
担当者 | 川本 明人 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 現代世界の国際金融と国際通貨 International Finance and Currency in the Modern World |
授業の概要 | サブプライム問題に端を発したグローバル金融危機後、世界経済や金融市場は大きく変わりつつある。投機の問題や市場化・証券化の限界、銀行国際業務のあり方が問われながら、国家と金融機関との関係も大きな問題となった。さらにイギリスのEU離脱やアメリカトランプ大統領の登場で、グローバリゼーションの流れも激変している。国際金融の基礎知識を学びながら、貿易と投資、外国為替、各国金融等に関する理論的・歴史的・実証的研究を受講者の研究関心に沿いながら進めていく。 |
学習の到達目標 | 国際金融に関する基本的な知識を修得し、自らのテーマを研究論文としてまとめられる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション 国際金融へのアプローチ方法 |
第2回 | 国際金融の基礎知識の修得(1)通貨 | |
第3回 | 国際金融の基礎知識の修得(2)外国為替 | |
第4回 | 国際金融の基礎知識の修得(3)貿易 | |
第5回 | 国際金融の基礎知識の修得(4)投資 | |
第6回 | 国際金融システムの理解(1)為替相場 | |
第7回 | 国際金融システムの理解(2)金融市場 | |
第8回 | 国際金融システムの理解(3)資本市場 | |
第9回 | 国際金融システムの理解(4)機関投資家 | |
第10回 | 国際金融システムの理解(5)国家の役割 | |
第11回 | 国際金融における現代的テーマの研究(1)日本 | |
第12回 | 国際金融における現代的テーマの研究(2)アメリカ | |
第13回 | 国際金融における現代的テーマの研究(3)アジア | |
第14回 | 国際金融における現代的テーマの研究(4)ヨーロッパ | |
第15回 | 論文テーマ選定のための研究サーベイ報告(1)基礎文献の整理 | |
第16回 | 論文テーマ選定のための研究サーベイ報告(2)文献の解題 | |
第17回 | 論文テーマ選定のための研究サーベイ報告(3)論点整理 | |
第18回 | 論文テーマ選定のための研究サーベイ報告(4)文献への疑問 | |
第19回 | テーマ研究報告(1)テーマの概要報告 | |
第20回 | テーマ研究報告(2)論点整理 | |
第21回 | テーマ研究報告(3)展開の方法 | |
第22回 | テーマ研究報告(4)目次の作成 | |
第23回 | 論文作成に関わる指導(1)テーマ指導 | |
第24回 | 論文作成に関わる指導(2)論点指導 | |
第25回 | 論文作成に関わる指導(3)引用指導 | |
第26回 | 論文作成に関わる指導(4)構成指導 | |
第27回 | 論文の章建てと各章の概要報告(1)論旨の明確さ | |
第28回 | 論文の章建てと各章の概要報告(2)内容の充実 | |
第29回 | 論文完成作業と発表(1)骨格の整理 | |
第30回 | 論文完成作業と発表(2)体裁とまとめ |
授業外学習の課題 | 言うまでもなく大学院は自ら自発的に研究する課程である。授業としてさまざまな助言は行うが、基本的には授業外での学習、すなわち図書館やインターネットなどを活用した資料探索や文献研究、そして論文執筆が主たる内容になる。毎授業ごとに授業外学習の課題を提示する予定である。 |
履修上の注意事項 | 基礎知識修得のためのテキストの読破と、自らの研究を固めていくための授業への積極的な取り組みは最低限のつとめである。また、研究のための時間を十分に確保すること。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(20%)、報告(30%)、提出レポート水準(50%)により総合的に判断し評価する。 |
テキスト | とくに定めず、適宜資料等は配布する。 |
参考文献 | 基礎知識の修得のために、川本明人『外国為替・国際金融入門<第2版>』中央経済社、2018年、を参照。その他は適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 国際金融論研究はじめ、貿易、金融、国際経済等に関する科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業の中で、積極的に質問して下さい。 また、授業外では、随時研究室にて応じます。相談など、メールでも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学研究科M商学専攻 | - | 2018~2019 | 1-2 |