授業コード 90108100 クラス
科目名 国際金融論特殊研究 単位数 4
担当者 川本 明人 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 現代国際金融および世界経済の理論・現状の把握
授業の概要 本講義では、国際金融に関する現代的状況を広くマスターするため、様々な資料を駆使して問題を検討していく。また、各人の研究関心をふまえながら高度な研究を進め、学術論文作成につながるよう助言を行う。
学習の到達目標 当該研究分野のサーベイができ、学界水準に近い知識があり、研究論文を執筆・公刊できる能力がある。
授業計画 第1回 国際金融の基礎(1)国際決済の基礎
第2回 国際金融の基礎(2)国際決済の現状
第3回 国際金融の基礎(3)外国為替市場の役割
第4回 国際金融の基礎(4)外国為替市場の規模
第5回 国際金融の基礎(5)国際金融市場の種類
第6回 国際金融の基礎(6)国際金融市場の規模
第7回 国際金融の基礎(7)国際金融市場の課題
第8回 現代国際金融の構図(1)金融グローバル化の推移
第9回 現代国際金融の構図(2)金融グローバル化と規制
第10回 現代国際金融の構図(3)金融グローバル化の現状
第11回 現代国際金融の構図(4)多国籍金融機関の理論
第12回 現代国際金融の構図(5)日本の多国籍金融機関
第13回 現代国際金融の構図(6)国際金融規制1980年代
第14回 現代国際金融の構図(7)国際金融規制1990年代
第15回 現代国際金融の構図(8)国際金融規制2000年代
第16回 世界経済と国際金融(1)アメリカ経済と銀行
第17回 世界経済と国際金融(2)アメリカ経済と証券
第18回 世界経済と国際金融(3)EU経済と通貨
第19回 世界経済と国際金融(4)EU経済と銀行
第20回 世界経済と国際金融(5)中国経済の推移
第21回 世界経済と国際金融(6)中国経済と金融
第22回 世界経済と国際金融(7)新興国経済の発展
第23回 世界経済と国際金融(8)新興国経済の現状
第24回 国際通貨体制の課題(1)戦後ドル体制とアメリカ
第25回 国際通貨体制の課題(2)戦後ドル体制と日本
第26回 国際通貨体制の課題(3)戦後ドル体制とイギリス
第27回 国際通貨体制の課題(4)EU通貨統合の起点
第28回 国際通貨体制の課題(5)EU通貨統合の現状
第29回 国際通貨体制の課題(6)人民元の国際化の推移
第30回 国際通貨体制の課題(7)人民元の国際化の問題
授業外学習の課題 授業外の自主的な研究時間の確保が論文作成のため必要である。授業中にさまざまな助言は行うが、基本的には授業外での学習、すなわち図書館やインターネットなどを活用した資料探索や文献研究、調査、そして資料、文献の整理が主たる内容になる。
履修上の注意事項 授業以外の時間も含め、研究のための時間確保を十分心がけること。
成績評価の方法・基準 授業への取り組みと研究報告(70%)、提出課題(30%)を総合的に判断し評価する。
テキスト 特に定めない。資料を配付する。
参考文献 川本明人『外国為替・国際金融入門<第2版>』中央経済社、2018年
上川孝夫・藤田誠一『現代国際金融論[第4版]』有斐閣、2012年
飯島寛之・五百旗頭真吾・佐藤秀樹・菅原歩『身近に感じる国際金融』有斐閣、2017年
神田眞人『国際金融2015-2016』財経詳報社、2015年
主な関連科目 金融、貿易、国際経済関係の各科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中はもちろん、授業外においても、メール等で連絡をとりながら、研究室等で対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科D商学専攻 2019~2019 1・2・3