授業コード 84001400 クラス
科目名 乳児保育演習 単位数 2
担当者 中川 伸子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 乳児の発達と保育実践演習 (Infant Development and Child Nursing Practice)
授業の概要 乳児に最善の利益を保証するために、乳児保育の基本について学び、考えることをねらいとする。具体的には、乳児(3歳未満児)の発達について理解し、そのみちすじを踏まえて、乳児の生活やあそびを豊かにしていくための知識や実践に必要な技術について学習する。
 乳児は生きていくためにおとなからの保護や世話を前提とする存在であり、その担い手である保育者同士や保護者と保育者とのよりよい関係づくりについても理解する。
学習の到達目標 1.乳児保育の概念と乳児保育の理論を学ぶ意義について理解している。
2.保育計画の意義と必要性について理解し、かつ説明することができる。
3.乳児期の発達と発達援助・指導についてレジュメを作成し、プレゼンテーションができる。
4.保育者集団や保護者とのよい関係づくりについてレジュメを作成し、プレゼンテーションができる。
授業計画 第1回 オリエンテーション、乳児保育の基本となる考え方
第2回 0歳児の全体像と身体・運動的発達の特性
第3回 0歳児の基本的生活
第4回 0歳児の認識とことばの育ち・あそび
第5回 0歳児の他者との関係
第6回 1歳児の全体像と基本的生活
第7回 1歳児の自我の育ち・認識とことばの育ち
第8回 1歳児の感情の育ち・あそび
第9回 1歳児の他者との関係
第10回 2歳児の全体像と基本的生活
第11回 2歳児の意欲の発達・認識とことばの育ち
第12回 2歳児のあそび・他者との関係
第13回 保育者集団・保護者とのよい関係づくり
第14回 保育計画と評価
第15回 まとめ
授業外学習の課題 第2~13回については、テキストの該当箇所を事前に読み、質問事項をあらかじめチェックして授業に臨むこと。プレゼンテーションの担当箇所についてはレジュメを作成し、担当1週間前に提出すること。 
【授業外学習時間:1時間~1時間30分】
履修上の注意事項  生活の主体としての乳児の「最善の利益」とは何かを常に考え、それを保育のなかでどう実践していくのかという問題意識をもって、主体的に授業に参加してほしい。
 他者の発表に対して質問やコメントができるよう準備し、それらを質問用紙に記入して授業終了後に発表者に提出すること。
 また、プレゼンテーション担当者は、当日無断欠席しないこと。
成績評価の方法・基準 プレゼンテーション(50%)、レポート(30%)、受講態度(授業への積極的関与・・・質問、発言等20%)で総合的に評価する。
テキスト 長瀬美子 『乳児期の発達と生活・遊び』 ちいさいなかま社発行 ひとなる書房発売 2014
ISBN978-4-89464-207-2 C3037 ¥1500E(本体1500円+税)
参考文献 神田英雄 『0歳から3歳―保育・子育てと発達研究をむすぶ【乳児編】』 ちいさいなかま社 1997
神田英雄 『伝わる心がめばえるころ―2歳児の世界』 かもがわ出版 2004
主な関連科目 乳児保育
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の前後の時間に質問等を受けつける。
その他、授業中に配付する質問用紙に質問事項を記入し提出すること。質問には次回授業の冒頭で回答する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部教育学科(資格関連科目) 2016~2018 2・3・4