授業コード | 81113000 | クラス | |
科目名 | 社会教育計画Ⅰ | 単位数 | 2 |
担当者 | 山川 肖美 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 社会教育計画の理論と実際 |
授業の概要 | 本授業では、社会教育計画の基本的な考え方や構造、計画策定の手法を学んだ後、いくつかの自治体の社会教育計画ないしは生涯学習推進計画を取りあげて分析・考察を加える。その後、特定の地方公共団体を想定として、自分たちで独自の社会教育計画案をデザイン・リデザインする。 社会教育計画のデザイン・リデザインに際してはグループワークによる成果の発表や作成を行う。 *以上の概要を修得し十分な学修成果を得てもらうために、履修人数を40名程度とする。 *履修にあたっては、社会教育主事任用資格取得希望者を優先する。 |
学習の到達目標 | 本授業を通じて、受講生は、社会教育計画の基本的な考え方と自治体計画の持つ本来的意味を理解するとともに、社会教育主事として実際に社会教育計画を策定していくための組織力と実践力の基礎を修得することができる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:本授業の目指すところ |
第2回 | 社会教育の本質 | |
第3回 | 近年の社会教育の特徴と課題 | |
第4回 | 社会教育計画の基礎(1)社会教育計画とは:理念、構造、策定の手順 | |
第5回 | 社会教育計画の基礎(2)社会教育における長・中期計画の意味 | |
第6回 | 対象自治体の分析とカルテづくり―当該自治体の資源、特徴を中心に― | |
第7回 | 対象自治体の分析とカルテづくり―当該自治体の課題を中心に― | |
第8回 | 対象自治体の資源、特徴と課題の発表 | |
第9回 | 社会教育計画をデザインする(1)理念 | |
第10回 | 社会教育計画をデザインする(2)施策 | |
第11回 | 社会教育計画をデザインする(3)KPI | |
第12回 | デザインした社会教育計画の共有(1)前半チームのプレゼン | |
第13回 | デザインした社会教育計画の共有(2)広範チームのプレゼン | |
第14回 | 社会教育計画のリデザイン | |
第15回 | ふり返りと総括 |
授業外学習の課題 | ・対象自治体で策定されている社会教育計画を探し、読み解くこと。 ・実際に社会教育計画をデザインするにあたり、必要な資料を収集し、読み解くこと。 ・事前に配布された社会教育計画を熟読し、自分なりの見解を組み立てて授業に臨むこと。 ・資料やデータの収集や発表レジュメの作成など、授業内外での主体的な取り組みを求める。 |
履修上の注意事項 | ・受講生の数が多ければグループワークで社会教育計画の策定を行う。授業時間外にもグループで議論を重ね、よりよい計画をつくってほしい。 ・他の受講生に迷惑をかけるような行為については厳しく対処する。遅刻は通常の出席とは区別してカウントし、10分以上の遅刻は出席として認めない。 ・診断書や証明書等の付されていない欠席届は受け付けない。また欠席届は原則として1週間以内(次の授業時間まで)に提出のこと。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み20%、成果としての社会教育計画の発表30%、グループレポート20%、個人レポート30% |
テキスト | なし(適宜プリントを配布する。) |
参考文献 | ・廣瀬隆人、澤田実、林義樹、小野三津子『生涯学習支援のための参加型学習(ワークショップ)のすすめ方-「参加」から「参画」へ-』ぎょうせい、2002年 ・鈴木眞理・清國祐二『社会教育計画の基礎』学文社、2012年 ・国立教育政策研究所社会教育実践研究センター『社会教育主事のための社会教育計画』(「理論編」「実践・事例編」) |
主な関連科目 | 生涯学習論Ⅰ・Ⅱ、社会教育計画Ⅱ、社会教育演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
求めに応じて個別に対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(資格関連科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) | - | 2011~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(資格関連科目) | - | 2011~2015 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2016~2019 | 1・2・3・4 |
健康科学部心理学科(資格関連科目) | - | 2017~2019 | 1・2・3・4 |