授業コード 81103100 クラス
科目名 日本文化史Ⅰ 単位数 2
担当者 腮尾 尚子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 中古・中世の芸能史
授業の概要 ①一口に「日本文化」といっても、例えば「建築」「絵画」など様々なジャンルがあるが、この授業では、学生が資料を入手しづらく比較的自学自習しづらいと思われる「芸能」というジャンルに的をしぼって解説する事にする。
この「日本文化史Ⅰ」では、中古・中世の芸能(能・狂言など)をとりあげ、「日本文化史Ⅱ」では、近世の芸能(歌舞伎など)をとりあげる。
②OHC・ビデオ等の機材を用いて、参考資料を提示しながら、解説する。
③各自、解説を聞き板書を見ながら、毎回の授業内容を記したプリント(穴埋め式)の空白部分を埋め、重要語句(人名も含む)を覚える。
授業内容プリント(穴埋め式)に載っている重要語句の中から、期末試験に30問出題。
④初回授業時に、「授業上の決まり」を詳しく記したプリント(A3×1枚)を配布するので、よく読んで理解する事。
⑤毎回の授業の最後に、出席カードに「本日の発見」(ミニレポート)を記したものを提出させる。
学習の到達目標 授業という集団活動の意義を根本的に見つめ直し、1回1回の授業に真摯に取り組むことを通して、人としての基本的マナー・社会性を身につける事を、最終目標とする。

(授業を通して、「遅刻しない」「話をしっかり聞きメモをとる」などの習慣を完全に身につけておけば、就職活動が始まってからあわてたりしなくてすむはず。)

(注意)初回の授業ガイダンスを受けることは必須。
「単位の実質化」のための第一歩として、まずは、15回の授業全てに出席することを目指してほしい。
授業計画 第1回 授業ガイダンス・授業全体のテーマの説明
「授業上の決まり」(A3×1枚)・「自宅学習課題」(A3×1枚)のプリントを配布。
第2回 いわゆる日本三大古典芸能
第3回 舞楽の伴奏楽器
第4回 舞楽の代表的演目
第5回 舞楽と管弦
第6回 田楽の特色
第7回 猿楽から能へ
第8回 能の伴奏楽器
第9回 能の舞台
第10回 能の役者集団
第11回 能の代表的演目
第12回 狂言の特色
第13回 狂言の役者集団
第14回 狂言の代表的演目
第15回 試験ガイダンス・授業全体のまとめ
授業外学習の課題 自宅学習をする(授業以外でも机に向かう)基本姿勢を身につけるため、授業内容のプリント(穴埋め式)とは別に、「自宅学習課題」のプリント(A3×1枚)を初回授業時に配布する。
各自、期末試験までの間に、計画的に「自宅学習課題」のプリントの内容を学習しておく事。
「自宅学習課題」のプリントから、期末試験の時に、書き5問・読み5問、計10問出題される。
また、プリントに載っている言葉の詳しい意味については、辞書を引くなどして調べる。
履修上の注意事項 ①初回の授業を欠席した場合、この科目を履修できない。初回授業に出て必ず授業ガイダンスを受ける事がこの科目の履修のための前提条件である。
②4回以上欠席した場合は、単位を認定しない。
③教育・介護実習等、大学の指示する実習日と授業がぶつかる場合は、必ず事前に届け出る事。
忌引・法定伝染病についても届け出る事。
その他の理由(風邪・怪我・法事・就職活動等)により欠席する場合は、「欠席1回」と数える。
④授業中の途中入退室は原則として禁止。交通機関が遅れた場合は「遅延証」を提出。
⑤授業中、他の学生の学習を妨害する迷惑行為(私語等)や、「授業上の決まり」に反する不正行為を行った者については、出欠席の回数・試験の得点に関係なく、単位を認定しない。
⑥必要に応じて、座席指定を行う。
成績評価の方法・基準 ①授業内容に関する筆記試験(計30問)と、「自宅学習課題」に関する筆記試験(計10問)の得点により、総合的に評価する。
(これら2種類の試験は、いずれも前期末試験期間中に同時実施する。参照物なし)

授業内容に関する筆記試験80点 + 「自宅学習課題」に関する筆記試験20点 = 100点

②原則として、期末試験の追試は実施しない。

③本人の努力不足によってD評価を得ながら、C以上に変更してほしいといってくる類の個人交渉には、一切応じない。
テキスト 授業中に配布するプリント(穴埋め式)を以て、テキストに代える。
参考文献 『義太夫年表 近世篇』全6冊(祐田善雄編、八木書店、1979年~1982年)
『義太夫年表 近世篇別巻1・2』(祐田善雄編、八木書店、1990年)
『評釈江戸文学叢書』全11巻( 講談社、1970年)
『写真でみる 日本人の生活全集』全10巻(日本図書センター)
主な関連科目 日本文化史Ⅱ・総合教養講義a(神仏と芸能)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
出席カードに「ミニレポート」を記す時、質問を書いてもよい。
但し、既に授業中に説明した内容について、聞いていなかったのでもう一度説明してほしいという要求には応じられない。きりが無い。まずは授業に真剣に取り組むことが重要。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(資格関連科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) 2011~2019 1・2・3・4
人文学部人間関係学科教育学専攻(資格関連科目) 2011~2015 1・2・3・4
人文学部教育学科(資格関連科目) 2016~2019 1・2・3・4