授業コード | 81060203 | クラス | 03 |
科目名 | 憲法Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 井上 嘉仁 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 日本国憲法の統治のしくみ The Govornment System of Japanese Constitution |
授業の概要 | 憲法ってなんでしょう? それは国のかたちです。国家は、まるで人と同じような実在だととらえられがちですが、実のところ、それは権力を発動するための仕組みに過ぎません。その仕組みを使うのは人間です。人間が、国家という仕組みを悪用して、わたしたちの自由を奪うことがあっては大変です。そこで憲法は、国家権力の使い方を定め、同時に人々の自由を保障しているのです。 この授業では、国家権力を発動するための仕組みについてみていきます。日本国憲法が保障している自由とは何かについては、憲法Ⅰで見ていくことになるでしょう。 |
学習の到達目標 | ①憲法の基本的理論を理解できる。 ②日本国憲法の構造を理解できる。 ③国家機関の権限と限界を理解できる。 |
授業計画 | 第1回 | 憲法とは何か |
第2回 | 立憲国家が登場するまで | |
第3回 | 日本国憲法の基本的なしくみ(1)――象徴天皇制 | |
第4回 | 日本国憲法の基本的なしくみ(2)――平和主義 | |
第5回 | 国民の代表機関Ⅰとしての国会(1) 地位 | |
第6回 | 国民の代表機関Ⅰとしての国会(2) 権限 | |
第7回 | 国民の代表機関Ⅰとしての国会(3) 限界 | |
第8回 | 国民の代表機関Ⅱとしての内閣(1) 地位 | |
第9回 | 国民の代表機関Ⅱとしての内閣(2) 権限 | |
第10回 | 憲法の番人――司法権と裁判所(1) 地位 | |
第11回 | 憲法の番人――司法権と裁判所(2) 権限 | |
第12回 | 憲法の番人――司法権と裁判所(3) 司法審査 | |
第13回 | 憲法の番人――司法権と裁判所(4) 審査基準 | |
第14回 | 地方自治 | |
第15回 | まとめと応用 |
授業外学習の課題 | 第1回 教科書全体にザッと目を通しておいてください。 第2回 教科書第第1章を読んでおいてください。 第3回 教科書第2章を読んでおいて下さい。 第4回 教科書第2章を読んでおいて下さい。 第5回 教科書第6章を読んでおいて下さい。 第6回 教科書第6章を読んでおいて下さい。 第7回 教科書第6章を読んでおいて下さい。 第8回 教科書第7章を読んでおいて下さい。 第9回 教科書第7章を読んでおいて下さい。 第10回 教科書第8章を読んでおいて下さい。 第11回 教科書第8章を読んでおいて下さい。 第12回 教科書第8章を読んでおいて下さい。 第13回 教科書第8章を読んでおいて下さい。 第14回 日本国憲法第8章地方自治の条文を読んでおいて下さい。 第15回 これまでの学習内容を見直しておいてください。 |
履修上の注意事項 | 「統治」に関する歴史的な流れを追いながら講義を進めていきます。高校で学んだ「世界史」や「日本史」を少し復習しておくと良いでしょう。 |
成績評価の方法・基準 | 期末試験100% |
テキスト | 阪本昌成編『謎解き日本国憲法〔第2版〕』(有信堂,2016) |
参考文献 | 高橋和之『立憲主義と日本国憲法〔第4版〕』(有斐閣,2017) 佐藤幸治『日本国憲法論』(成文堂、2011) |
主な関連科目 | 憲法Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義の前後に受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部心理学科(資格関連科目) | - | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
健康科学部健康栄養学科(資格関連科目) | - | 2017~2019 | 1・2・3・4 |