授業コード | 81014403 | クラス | 03 |
科目名 | 簿記原理Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 加藤 淳一 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 複式簿記の基本原理を学ぶ Principle of Bookkeeping Ⅱ |
授業の概要 | 本授業は,簿記原理Ⅰを履修していることを前提として行い,2年次以降に履修可能な,会計学原理や中級簿記等につなげていくことができるように,会計の基礎的・基本的な内容について学習する。また,貸借対照表,損益計算書に加えて,キャッシュ・フロー計算書を含めた財務3表のつながりから簿記・会計の仕組みを理解することができるように学習を進める。 なお,会計基準そのものに触れたり,経済事象の記事等を活用したりすることで,最新の簿記・会計の動向について理解を深め,簿記・会計の魅力を再確認できるように授業を構築する。 |
学習の到達目標 | (1)貸借対照表,損益計算書,キャッシュ・フロー計算書の財務3表のつながりから簿記・会計の仕組みを理解することができる。 (2)複式簿記の仕訳を通して,会計基準の必要性を理解することができる。 (3)簿記会計に関する理論とビジネスの実務を照らし合わせながら思考することで,複式簿記の理解を深めることができる。 (4)経済事象を簿記・会計の視点から読み解くとともに,理論と関連付けて説明することができる。 |
授業計画 | 第1回 | 新会計基準の概要 |
第2回 | キャッシュ・フロー計算書とは(貸借対照表と損益計算書との比較) | |
第3回 | 企業活動とキャッシュ・フロー計算書 | |
第4回 | キャッシュ・フロー計算書の表示方法 | |
第5回 | キャッシュ・フロー計算書の読み取り方 | |
第6回 | キャッシュ・フロー計算書の作成 | |
第7回 | キャッシュ・フロー計算書による事例研究 | |
第8回 | 現金預金の会計処理(銀行勘定調整表) | |
第9回 | 引当金の会計処理①(貸倒引当金,修繕引当金,退職給付引当金) | |
第10回 | 引当金の会計処理②(商品保証引当金,売上割戻引当金,返品調整引当金) | |
第11回 | 無形固定資産等と研究開発費①(研究開発費等に係る会計基準) | |
第12回 | 無形固定資産等と研究開発費②(ソフトウェアに関する会計処理) | |
第13回 | 税効果会計に係る会計基準 | |
第14回 | 税効果会計に関する会計処理 | |
第15回 | 講義のまとめ |
授業外学習の課題 | この授業は,予習・復習ともに各1時間の自宅学習を前提として行う。授業内では,理論の勉強を中心として行うため,問題演習については,各自で時間を確保して取り組むこと。また,不定期に小テストを行うことがあるので,よく復習をしておくこと。 |
履修上の注意事項 | ・このクラスは,商業科出身者を対象としたクラスであるため,高等学校ですでに複式簿記の基本原理を学習していることを前提として授業を行う。 ・授業には電卓を必ず持参すること。 |
成績評価の方法・基準 | 定期試験70%,講義内容における小テストや提出物(不定期に行う)30%を目安に総合的に評価する。 |
テキスト | 講義に必要な資料等は,その都度配付する。 |
参考文献 | TAC簿記検定講座『合格テキスト日商簿記2級(商業簿記) Ver.12』TAC出版 上記の他は,授業中に適宜指示する。 |
主な関連科目 | 「簿記原理Ⅰ」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
基本的に,授業終了時に直接担当教員に質問すること。授業内で出てきた質問や相談は,時間を取り,クラス全体のものとして共有する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
経済科学部経済情報学科(資格関連科目) | - | 2011~2019 | 1・2・3・4 |