授業コード | 70008303 | クラス | 03 |
科目名 | 基礎演習 | 単位数 | 2 |
担当者 | 隅田 姿 | 履修期 | 第2学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 国際協力における課題 |
授業の概要 | 本演習では、国際協力において遭遇する様々な問題について多角的な観点から理解する能力と、それらの課題に対して主体的に問題を解決し、意思決定をする能力を養うことを目的にする。そのための方法として、ケース・メソッド(事例を通じた学習方法)を用いる。ケース・メソッドは、具体的な事例(ケース)を教材とし、その問題を分析し、討議しながら解決法を導いていくもので、以下の手順で進める。 (1)教員が提示した国際協力における課題を読み、理解する (2)自分の判断をまとめる (3)小グループで討議し、グループとしての意見を発表 (4)持論の修正 (5)大グループ(全体)での討議 (6)ケースの解決策の検証とまとめ、リフレクション・ノートの作成と提出 提示する課題は、出来る限り受講生の関心のある国、テーマに沿ったものとする。 本演習では、国際協力における課題を理解するのみではなく、討議(ディスカッション)の能力を向上させることも目的とする。毎回の討議の実践練習を通して、受講生が自分の意見を正確に伝え、また他の意見を正しく理解したうえで建設的な意見交換ができる技術を身に着けるための場とする。 |
学習の到達目標 | 1.国際協力における課題に関し、複数の視点から、その問題の所在と解決方法を説明できる。 2.国際協力の課題に関し、自分の意見を正確に他者に伝えることができる。 3.国際協力の課題に関し、他者と建設的な意見交換ができる。 |
授業計画 | 第1回 | 演習の進め方の説明 |
第2回 | ケース・メソッドのデモンストレーション | |
第3回 | ケース・メソッドの実践(1):「苦境下では何か優先されるのか」 | |
第4回 | ケース・メソッドの実践(1):「苦境下では何か優先されるのか」 | |
第5回 | ケース・メソッドの実践(2):「アナタの事情とワタシの事情」 | |
第6回 | ケース・メソッドの実践(2):「アナタの事情とワタシの事情」 | |
第7回 | ケース・メソッドの実践(3):「A Mayer's Dilemma of a Bicycle」 | |
第8回 | ケース・メソッドの実践(3):「A Mayer's Dilemma of a Bicycle」 | |
第9回 | ケース・メソッドの実践(4):「官民間の壁」 | |
第10回 | ケース・メソッドの実践(4):「官民間の壁」 | |
第11回 | ケース・メソッドの実践(5):「The Role of NGOs in Tracking Child Labor Issues」 | |
第12回 | ケース・メソッドの実践(5):「The Role of NGOs in Tracking Child Labor Issues」 | |
第13回 | ケース・メソッドの実践(6):「Working Condition of NGO's and INGO's in Nepal」 | |
第14回 | ケース・メソッドの実践(6):「Working Condition of NGO's and INGO's in Nepal」 | |
第15回 | 演習のまとめ |
授業外学習の課題 | 事前準備として、毎回の演習で扱う事例(ケース)を読んでくること。事例は英文で書かれたものを含む。復習として、演習で取り扱った事例に関して、再度自分の意見を振り返ること。 |
履修上の注意事項 | 本演習では、ケースメソットの手順に従って討議を中心にして進めるため、積極的な態度および発言が求められる。 |
成績評価の方法・基準 | 1.討議への貢献 50% 2.リフレクション・ノート 50% |
テキスト | |
参考文献 | 毎回の授業で配布する。文献には英文のものも含まれるため、必要であれば英語辞書を持参すること。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
可能な限り柔軟に対応する。事前に連絡してください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP20801 | 2018~2019 | 2 |