授業コード 70006600 クラス
科目名 政治・経済特論A(裁判と法) 単位数 1
担当者 矢部 恒夫 他 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 裁判と法
授業の概要 毎日、さまざまなニュースが報道されていますが、その中に、「裁判員裁判で懲役3年の実刑が言い渡されました。」、「損害賠償として500万円を支払うよう命じられました。」という、いわゆる司法関係も数多く含まれています。
テレビの番組にも法律相談・問題を扱うものがあったり、ニュースやワイドショーで弁護士(元検察官や元裁判官を含む)がコメンテーターとして発言したり、法律に関する関心を前提とした番組編成がされています。
日常的に生じるさまざまなもめごと(紛争)のすべてが法律で解決されるわけではなく、また、それが求められているものではありません。しかし、裁判は、紛争を法律的に解決する制度として存在し、機能しています。
この授業では、裁判とは何か、裁判には誰がどのようにかかわっているか、裁判にはどのような種類があるか、といったことがらについて、市民参加の裁判員制度、トラブルの駆け込み窓口である法テラス、裁判ではない紛争解決をめざす裁判外紛争処理制度(ADR)も取り上げながら、考えていきます。
裁判という紛争の法的解決手段について関心を持ち、理解するための学習へのきっかけになることをめざします。
学習の到達目標 裁判という紛争の法的解決手段について関心を持ち、理解するための学習へのきっかけになることをめざします。
授業計画 第1回 裁判と法について(概論)
第2回 裁判所と裁判に携わる人々
第3回 民事裁判(1)
第4回 民事裁判(2)
第5回 労働裁判、裁判ではない紛争処理(ADR)、法テラス
第6回 行政裁判
第7回 刑事裁判、裁判員制度(1)
第8回 刑事裁判、裁判員制度(2)
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
授業外学習の課題 授業に必要な判例・文献等を指示し、その熟読を求めます。
履修上の注意事項 裁判についての基礎知識は必要ではありませんが、日ごろ、テレビや新聞での司法報道に注意しておいてください。

この授業は高大連携授業として、8月5日(月)と8月8日(木)に広島市内のサテライトキャンパスで開講します。場所について、あらかじめ教学センターで確認しておいてください。
成績評価の方法・基準 筆記試験(100%)により評価します。
この筆記試験は、8月9日(金)2時限目に修大キャンパスで実施します。
テキスト 使用しません。
参考文献 授業中に紹介します。
主な関連科目 法律学概論、法律基礎A(刑事裁判のしくみ)、法律基礎A(民事裁判のしくみ)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後に受け付けることを基本とします。必要に応じて、別の日程を調整します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(政治・経済領域) FGGP20605 2018~2019 2・3・4