授業コード 70005400 クラス
科目名 地域研究特論A(東欧) 単位数 1
担当者 矢田部 順二 履修期 第3学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 東欧地域の歴史と現状 Historical and Current Issues of East-European Countries
授業の概要 第二次世界大戦後、東欧地域はソ連の影響下におかれ、冷戦時代には「もうひとつのヨーロッパ」と呼ばれた歴史があります。冷戦後は急速に政治的変化を遂げ、その過程で民族紛争の発生した地域もありましたが、現在は多くの東欧諸国が欧州統合の一員になっています。この講義では、東欧地域の現状を知る上で必要な歴史・政治・文化に関する基本的情報を、地域研究の立場から概説することを目的とします。ヨーロッパの多様性を考えるきっかけにしてもらえればと思います。
学習の到達目標 ①東欧地域の地域的特色を理解し、自分なりに説明することができる。
②現代史における東欧地域の政治的役割について、自分なりに説明することができる。
③東欧地域の現状から、これらの地域と日本の関係を説明することができる。
授業計画 第1回 (1)ガイダンス、地域区分
第2回 (2)歴史的前提
第3回 (3)冷戦期の東欧①
第4回 (4)冷戦期の東欧②
第5回 (5)東欧革命
第6回 (6)体制変動後の課題①
第7回 (7)体制変動後の課題②
第8回 (8)まとめ:現在の東欧
第9回 なし
第10回 なし
第11回 なし
第12回 なし
第13回 なし
第14回 なし
第15回 なし
授業外学習の課題 ①毎回授業内容を補足する配付資料(レジュメ)を配付するので、その復習をすること。
②地域研究Moodleに資料や課題が提示されるので、その演習に取り組むこと。
③その他宿題として小レポートなどを課すので、指示にしたがって取り組むこと。
履修上の注意事項 第3学期週1回8回で完結します。1回の欠席が大きな比重になるので気をつけてください。遅刻、授業中の私語は厳禁です。原則として毎回、ICカードリーダーとOCR用紙によって出席状況を確認します。提出物の期限を厳守してください。ミニッツペーパーの取扱いについては第1回で詳説します。
成績評価の方法・基準 レポート(60%)、リアクションペーパーおよびワークシート(40%)として総合評価します。
テキスト 特に指定しない。必要な教材はコピーを配付する。
参考文献 伊東孝之編『東欧政治ハンドブック』(国際問題研究所、1995年)
薩摩秀登編『チェコとスロヴァキアを知るための56章』(明石書店、2003年)
羽場久美子、溝端佐登史編『ロシア・拡大EU』(世界政治叢書4,ミネルヴァ書房、2011年)
とりあえず以上をあげるほか、授業内で紹介する。
主な関連科目 地域研究特論A(ロシア)、政治と社会(ヨーロッパ[2020年度から]
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
 授業直後にも個別の質問を受けつけますが、毎回配付するリアクションペーパーは大判を使用するので、質問の記入を推奨します。その場合は、次週のレジュメに主要な質問に対する回答を載せるので、復習時にあわせて読むことができます。
 また木曜日の昼休みをオフィスアワーにするので適宜、立ち寄って質問できます(場所については開講時に説明する)。これ以外で質問したいときには、大学ホームページに載っている、矢田部のメールアドレスまでメールすることも可能です。ただしこの場合は学籍番号と氏名を明記してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(地域研究領域) FGGP20508 2018~2019 2・3・4