授業コード | 64006200 | クラス | |
科目名 | 食産業の理解 | 単位数 | 2 |
担当者 | 多山 賢二 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 食産業の理解 Understanding of the food industry |
授業の概要 | 広島県には全国あるいは海外にも展開して本社や中心工場を置く食品関連企業があり、本学の卒業生も活躍しています。管理栄養士・栄養士の業務は、給食経営管理や直接的な栄養教育活動、公衆栄養活動だけでなく、食品企業において、食品の開発・改良・研究や品質検査、普及等に関するものもあります。そこで、毎年2~3社、食産業に従事する方々をオムニバスで講師として招き、各々の業界での戦略や展望、地域との関わり等について学ぶ場とします。ただ、遠方の企業の方や担当者の都合によっては、水曜日の午後や、最悪、土曜日の講演もありえます。この講演日は事前に告知しますが、この講演への出席は単位取得に必須のため、履修登録の際には注意して下さい。企業の講師による講演がない授業日には、食品企業での勤務経験を持つ担当教員から、新たな食品を開発していくために必要な知識、研究開発や品質管理の重要性について解説します。 【実務経験内容:代表教員は食品企業で26年間勤務し、製造や品質管理などの工場現場を把握できており、また研究開発部門で長く働いた実績がある。特定保健用食品の新商品開発にも主要メンバーの一人として関与し、企業退職前は管理職であったため、企業の実情(内情)も把握している。】 |
学習の到達目標 | 1)講演してもらった食品企業担当者からの話の概要を説明できる。 2)食品企業における研究開発や品質管理の特徴を説明できる。 |
授業計画 | 第1回 | 授業の内容説明、成績評価方法説明、講演のスケジュール予定についての説明、食品企業についての概説 |
第2回 | 講演頂くA企業についての事前学習 | |
第3回 | 講演(1)A社担当者 | |
第4回 | レポート提出および意見交換や質疑応答 | |
第5回 | 講演頂くB企業についての事前学習 | |
第6回 | 講演(2)B社担当者 | |
第7回 | レポート提出および意見交換や質疑応答 | |
第8回 | 食品企業での商品開発例説明 もしくは 講演頂くC企業についての事前学習 | |
第9回 | 食品企業での品質管理例説明 もしくは 講演(3)C社担当者 | |
第10回 | 食品企業での異分野撤退例説明 もしくは レポート提出および意見交換 | |
第11回 | 食品の新製品開発を考える際のポイントについて | |
第12回 | 研究、開発、スケールアップ、工業化(大量生産)について | |
第13回 | 品質管理およびその基準について | |
第14回 | 消費者からのクレーム・意見について | |
第15回 | まとめ、全体を集約したレポートの提出もしくは小テスト |
授業外学習の課題 | 新しい食品の発売に関心を持ち、その背景を調べたり、考えてみる。 レポートは、企業担当者による講演の翌週(授業前)には提出が必要となる。 |
履修上の注意事項 | ・企業担当者による講演会を欠席した場合には、原則(やむを得ない特別な事情を除き)、単位取得は認められないので注意が必要。 ・水曜の午後や、最悪(可能性は非常に低いが)、土曜日の講演会実施の可能性もあるため注意が必要。 ・上記講演会以外の授業の欠席が6回になった時点で、単位取得は不可。 ・企業担当者の都合が優先されるため、講演会の開催が連続する場合もありうるが、事前に(早めに)告知する。 |
成績評価の方法・基準 | 課題レポート・小テスト(60%)、受講態度(40%) |
テキスト | なし (教員作成プリントあるいは文献や新聞記事などのコピーは配布する) |
参考文献 | 食品微生物学(村田容常ら編、東京化学同人) 食品衛生学(一色賢司編、東京化学同人) 食品学(久保田 紀久枝ら編、東京化学同人) |
主な関連科目 | 食品学ⅠおよびⅡ、食品微生物学、地域食産業演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
本授業後の空き時間帯があればその時間およびオフィスアワーを活用して、質問や相談へ対応します。事前予約して下さい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
健康科学部健康栄養学科(専門発展分野) | FHNU40103 | 2017~2017 | 3・4 |