授業コード 64003901 クラス 01
科目名 栄養教育論実習 単位数 1
担当者 村上 淳 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 栄養教育論実習 Practice of nutrition education theory
授業の概要 「栄養教育論Ⅰ・Ⅱ」や「栄養カウンセリング演習」によって習得した、行動科学とカウンセリングの知識と技能に基づき、個人や集団の対象者について、実践を通じて、身体的・精神的・社会的状況等のライフステージ・ライフスタイルに応じた栄養教育のあり方や方法を学修します。
 学校・地域社会・企業・医療機関・福祉施設等の対象集団のアセスメントの方法、目標設定、計画(教育対象者の決定、場所の設定、実施者の決定、教材の選択、教育実施形態の選択)等について、具体的に学び、模擬指導の実施とその評価を行います。
学習の到達目標 ①栄養教育に必要な基礎知識を理解し、栄養教育の場面に活用できる。
②栄養教育の実施に必要な一連の流れを理解し、栄養教育の立案から評価までできる。
③ライフステージ別、ライフスタイル別の考案ができ、栄養教育ができる。
④ロールプレイの実習を通じて、信頼関係の構築、課題の抽出、目標の設定、評価等の方法を理解できる。
授業計画 第1回 栄養教育アセスメント ・・・ 食事摂取頻度調査票を用いた相互聞き取り
第2回 個別面談技法の習得 ・・・ カウンセリングの基本姿勢、カウンセリング技法、他
行動変容技法の習得 ・・・ オペラント強化、セルフモニタリング、刺激統制、他
面接記録の記録 ・・・ モデルケースにおけるロールプレイによる聞き取り
第3回 集団面接法 ・・・ フォーカスグループインタビューの実施
情報の収集と利用 ・・・ 質問紙票の作成と実施、他
第4回 優先課題の特定と目標の設定 ・・・ 優先課題と目標設定
第5回 栄養教育(子ども・成人)プログラムの作成 ・・・ プログラム案、評価
第6回 栄養教育教材の選択と情報収集 ・・・ 栄養教育教材の選択、情報収集
第7回 栄養教育(子ども・成人)教材の選択と作成 ・・・ 栄養教育教材の作成
第8回 栄養教育の模擬実践と評価 ・・・ 模擬実践、相互評価、他
(栄養教育模擬実践を行ってのフィードバックをバズセッション討議法で振り返る)
第9回 -
第10回 -
第11回 -
第12回 -
第13回 -
第14回 -
第15回 -
授業外学習の課題  課題によっては、演習時間以外にも情報収集・作成等取り組む必要があるものもありますので、必要に応じて能動的な学習をするようにしてください。
履修上の注意事項  実習で取り上げる課題は、相互に関連しながら知識と技術を修得できる様に構成しています。欠席をせず、着実に積み上げることが重要です。
 また課題には、個人やグループで取り組むものがあります。メンバー間の協力と活発な取り組みを期待しています。この時期までに学んだ知識を復習整理し、授業に臨むこと。
成績評価の方法・基準  各実習時間後に提出される成果物および報告書(レポート)などの個人提出物を基本に(70%程度)、実習態度の評価(30%)も加え、総合して評価します。
テキスト 村上淳 他著『マスター栄養教育論実習』(建帛社)
参考文献 宗像恒次 編『栄養指導と患者ケアの実践ヘルスカウンセリング』(医歯薬出版)
松本千明 著『医療・保健スタッフのための健康行動理論の基礎』(医歯薬出版)
 その他、その都度提示します。
主な関連科目 栄養教育論Ⅰ、栄養教育論Ⅱ、臨床栄養学、応用栄養学 等
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
演習中随時、またオフィスアワーを中心として求めに応じ適時対応する予定。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科(栄養教育論) FHNU30304 2017~2017 3・4